(CNN) 南米ボリビアでこのほど、世界最大級とみられる肉食恐竜の足跡が見つかった。足跡の直径は115センチを超える。 アルゼンチンの古生物学者セバスチアン・アぺステギア氏によると、ボリビアの首都スクレから約65キロ離れたマラグアで19日、トレッキング中のツアーガイド、グロヴェル・マルキナさんが発見した。 足跡の主は、白亜紀後期の約7000万年前に生息していた二足歩行の肉食恐竜、アベリサウルスの仲間と考えられる。アベリサウルスは体長約12メートルに達し、強いあごや短い前脚が特徴だった。 肉食恐竜ではこれまで、米ニューメキシコ州で見つかった直径110センチの足跡が最大とされてきた。 アペステギア氏によると、ボリビアではこれまで白亜紀前期の恐竜の足跡が各地で見つかっている。またチリやブラジル、アルゼンチンではより小さい足跡が発見された。しかし今回見つかった足跡により、南米大陸にこの時期まで大型