1 山本夜羽音さんはマンガ家時代の俺の先達で指針の一人だったので、もし俺が今でもマンガ家だったら以下は書けないけど、俺がマンガ世界に復帰することはないので以下書く。 2 俺は山本夜羽音さんと面識を持った時、何か一つ自分は越えたと思った。そのくらいには山本夜羽音は俺にとってアイドルだった。 3 AMIの活動に山本夜羽音さんが代表として関わったのは必然だとも思ったが、俺は関わらせたくないとも思っていた。 AMIが結成される前、マンガ防衛同盟時代に児童ポルノ法関係で俺と西形公一の二人でモニョモニョ動いていた時、その経験によりそれまで俺が前提していた「オタクが前提する社会観」がガラガラと崩れ、世界観社会観がまるっきり変わってしまい、結果俺はマンガを描かなくなったのだけど、その感覚って感じさせたい人と、感じさせると害悪になるというか射程を長くとりすぎて描けなくなるから不要な人といて、当時の夜羽音さん