あまり絵画に興味もない小学生のころ、夏目漱石の『坊ちゃん』をはじめて読んだとき、なんだかよくわからないまま心に引っ掛かったキーワードが、笹飴とターナー。母親が新潟出身なので、ばあやの好物の笹飴はその後早い時期に食べる機会があり、うーんこの…みたいな感想だったわけですが…赤シャツがターナーの絵のようだ、と言ったその肝心のターナーについては、あまり触れる機会がなかったわけです。 その『曲り具合ったらありません』な松の木が出品されている! というわけで、東京藝術大学美術館で開催されている『夏目漱石の美術世界展』、金曜日の夜にブロガー特別内覧会というのが催されてて、行ってまいりました。会場内の写真撮影は、特別に許可をいただいています 夏目漱石の美術世界展 http://www.tokyo-np.co.jp/event/soseki/ ぱっと浮かんだのは『坊ちゃん』のターナーなんだけれど、漱石作品に