Author:飯島祐輔 スプートニクが星となって「地球防衛軍」が公開された年に生まれ、望月三起也氏に漫画を、高井研一郎氏に人生を学ぶ。 主な作品に『コミック 新旭日の艦隊』全22巻(原作・荒巻義雄)、『北海の堕天使』(原作・吉岡平)、「新海底軍艦」など。 大艦巨砲漫画家として名を馳せ、その徹底したメカへの傾倒と破壊描写、そしてとめどもなく溢れるストーリーとボケキャラ萌えの追求精神は他に類をみない。
11月13日 まあなんだ、要するに夏コミに「碧ちゃんスク水写真集」を作った時に、カラーコピーが予想よりもきれいに出たので、もう一冊、女の子が水着でにっこりするだけの本を作ってみようかと思ったわけで。 この種のピンナップ・イラストの本は、アングルやポーズなどの参考にする。 安直なトレスなどは行わない。 60年前のアメリカ人男性の好みの女性像と現代の日本人オタク男性の好みの女性像では、骨格から肉付きからすべて異なるので、そのままトレスすると物凄くちぐはぐな絵になってしまう。 デッサンを取りながら、身体の各部の比率を微調整してゆくのがそれらしく見せるコツだ。 そういえば、第二次大戦中の米空軍の爆撃機には、この種の絵をノーズアートとして機体に描いているものが多いが、あれはいわゆる「痛機」扱いになるのだろうか。 そうだとすれば、わが国は「痛戦略爆撃機に爆撃された困った国」ということに。 おそらく、「
1月10日 OVA版「ジャイアント・ロボ」の時はこんな違和感は感じなかった。 冷静な横山光輝の作風と熱い今川演出はちょうど上手い具合に双方の不足分を補い合う形となり、望ましい相乗効果を見せていたからだ。 しかし今回は、最初から最後まで、ずっと違和感を感じていた。 永井豪の作風と今川演出の組み合わせは過剰に過剰を重ね掛けする結果となり、物語の演出に必要な量を遥かに超え、作品のリアリティを大幅に殺してしまっている。 「巨大ロボット物にリアリティなど」という意見もあるだろうが、TVアニメである以上、視聴者の立脚するポイントは必要なはずだ。 他の人が書いた物語をアレンジして違うメディアに移す作業というのは、双方の作風の組み合わせに適・不適があり、結果が不足するものはもちろん駄目だが、極端過ぎるものもまた駄目なのだ。 今川先生、もっと自分に合った原作を選びましょう。
11月01日 「今日の早川さん」が漫画として成立するならば、「今日の歴群さん」だって成立するかもしれない、とか思って、ちょっと考えてみた。 中公さん 五十代前半。 25年ローンで買った千葉の戸建から都心の老舗企業に通勤する中間管理職。 子供の頃の少年漫画誌の戦記グラビアからこの道に入り、東宝の8.15シリーズで魂が震える。 重厚長大、正統王道が好きで、選択の基準は高荷義之がカバーを描いていること。 一応世の中を知っているので日本の負けは必然と考えるが、負け方にこだわる。 萌え要素はあってもそれと気付かないが、「軍艦越後の生涯」のラストでは不覚にもうるっときてしまった。 歴群さん 三十代後半。 新宿の弱小編集プロダクションに勤務する職業編集者。変にリアルな設定だな。 「ヤマト」「ガンダム」のミリタリー描写からこの道に入る。 雑食性で、新刊はひととおり目を通すようにしている。 仮想戦記小説は娯
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