2011年12月08日12:44 オリンパス問題で信頼を失っているのは誰だろう カテゴリ社会 kinkiboy Comment(0)Trackback(0) もちろん、巧妙な手口で損失隠しや損失処理を行った経営トップと財務部出身の経営幹部が筆頭でしょう。またそのために行った、経営としてはありえない買収に異議をとなえなかった経営陣も、また社内のグループコンプライアンス室も役割を果たしていなかったことで信頼を失っています。 とくに現経営陣は、本年4月に社長執行役員となり、6月に代表取締役社長に就任したウッドフォード元CEOに対して、「文化の違い」という不自然な理由で解任したこと、また買収が正当なものであったと表明してしまったことが致命的でした。 ウッドフォード元CEOは2008年からオリンパスの執行役員をやっていたので、「文化の違い」があれば、社長にしたことそのものがいかに杜撰だったかになりま