オリンピックに向けて多くの外国人観光客を呼び込もうと、さいたま市は、海外から持ち込んだスマートフォンなどでもインターネットにつながるSIMカードを、無料で配布する取り組みを始めました。 日本を訪れる外国人観光客の多くがインターネットの接続環境に不満を感じていて、5年後に控えたオリンピックに向けて日本国内の環境整備が課題になっています。 こうしたなか、さいたま市は、外国人観光客が海外から持ち込んだスマートフォンやタブレット端末などに挿入するだけで、簡単にネットに接続できるSIMカードを、無料で配布する取り組みを始めました。30日間に限って使用できるSIMカードは2000枚用意され、市によりますと、自治体としてのこうした取り組みは全国で初めてだということです。 ネットの環境整備を巡っては「WiーFi」と呼ばれる公衆無線LANもありますが、高額な設置費用がネックで、都市部以外ではなかなか整備が進