BLのポルノグラフィックな表現を読む<私>の中から見つけ出す。 - 腐男子じゃないけど、ゲイじゃない 女同士の性愛や男同士の性愛の現場では、…いや、「では」じゃなくて「であっても」、規範的な(!)異性愛の観念と無関係じゃいられないはず。だって、私達の性は常に規範を内面化した<私たち>のオメ目にまなざれているわけだから。 それをかんがみるに、女女・男男的表現にクィアを見いだそうとする時も、ただただ規範的異性愛観念とは無関係の表現を見つけ出すだけではなく、むしろ距離の近い表現(あからさまに膣挿入をイメージした行為とか)を男女ではない身体舞台で繰り返し繰り返し“模倣”する逸脱性を見つけ出さなくちゃならない…っぽい。 規範的異性愛を男女ではない身体舞台で繰り広げる。これはすんごいアンビバレンツな傾向がある。スナワチ、規範に同化する傾向と、「模倣」として規範を逸脱する傾向。 たとえば、一部の(あるい