10人の「医師作家」が語る2013年の医療 「指導にメリットない」なんて心が貧しい-岩田健太郎・神戸大学感染治療学分野教授に聞く◆Vol.1 『スーパー指導術』の極意は贈与の本質の理解 2013年1月25日 聞き手 島田昇 神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野教授で、同大大学院医学研究科教授(微生物感染症学講座感染治療学分野)、同大学医学部附属病院感染症内科診療科長兼国際診療部長の岩田健太郎氏は昨年、指導医が研修医に教えるため、また、研修医が指導医から教わることを想定した指南書『Dr.岩田健太郎のスーパー指導術 ~ 劇的に効果が出る“教えるコツ"“教わるコツ"』を上梓した。臨床研修の場で「指導医にメリットがない」と指摘する声に対し、岩田氏は「指導にメリットがないなんて、もったいない。指導にはメリットがたくさん。贈与の精神の本質を理解していない」と一蹴する。岩田氏
分断より融合、威張るより謙虚に-岩田健太郎・神戸大学感染治療学分野教授に聞く◆Vol.2 物分かりの悪い患者を診る医師になる 2013年1月29日 聞き手・まとめ:島田 昇 2013年に向けた言葉として岩田健太郎氏は「Dilemmaに耐えよ!」と記した。 ――ご自身のキャリア形成について教えてください。研修先を医局の外に求め、米国、中国と渡り歩き、亀田総合病院、現在の神戸大学に至っています。 僕は子どもの頃から、「分断」よりも「融合」を好む傾向がありました。例えば、理系と文系、男性と女性のような分け方ではなく、「分断するのではなく統合する」「違いを見るのではなくて同一性を見る」というところに、直感的に興味を持っていたのです。 大人になってからこの直感を整理すると、世の中に根本的な違いなどはなく、ただ、「視点が違う」と考えていたのだと思います。例えば、あるお店の料理が美味しいか普通かの評価は
2013年01月31日21:54 社会論 体罰を受けて悩んでいるあなたへ きょうです。 連日、体罰問題が世間を賑わせております。 高校部活の体罰問題からはじまり、ついに柔道界でも明るみになりました。おそらく、このような体罰はスポーツ界において日常茶飯事に行われているのでしょう。 プロ野球でも鉄拳制裁している監督がいましたし。 この機会に、全ての膿を出し切り、許される体罰などないということを指導者も選手も再認識しなければなりません。 体罰という異常な手段により指導という名の支配をうけている選手や子どもたちに伝えたいのですが、あなたたちが我慢できなくなる心理は正常なのです。 是非、自分の置かれている環境を今一度振り返り、疑問を持つようにしてみて下さい。 勇気を出して声をあげることにより、体罰の連鎖をとめることが、後輩たちのために必要なことです。 体罰を受けるあなたが悪いのではありません、体罰と
【村上晃一】捜査書類を偽造したとして虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた京都府警舞鶴署の元巡査部長進藤直彦被告(60)の初公判が31日、京都地裁であった。進藤被告は「(犯罪摘発数の)ノルマに焦ってやった」と起訴内容を認めた。 進藤被告は2010年10月〜12年3月、自転車や傘が持ち去られた3件の事件で、特定できない被害者をでっちあげて書類を偽造したなどとして在宅起訴された。被告人質問では「一人ひとりにノルマが課せられていて焦っていた。達成できないと『勤務低調者』とされ、そうなりたくなかった」「罪を犯しているとの認識はあったが、こんなに大きな問題になるとは思わなかった」と供述した。 検察側は懲役1年6カ月を求刑し、弁護側が執行猶予付き判決を求めて即日結審した。判決は3月8日にある。
自閉症スペクトラムの介入治療の専門家である服巻智子の公式ブログ。毎日の自閉症関連の仕事の報告や出会いによって感じたことを不定期に綴っています。セミナーや新刊、海外最新情報の発信もしていこうと思って書いています。 ★ブログタイトルの「人は必ず成長する」は、NHK総合「プロフェッショナル~仕事の流儀~」に出演させていただいた時の番組タイトルとして取り上げられました。 << 服巻智子への講演・機関コンサルテーション申込方法! >> 服巻智子への講演依頼および機関コンサルテーション依頼は、下記のメールアドレスよりお問合せいただくか、申込用紙をダウンロードしてファックスするか、どちらかの方法を選択してお申込みください。メールの場合も、下記のPDFの申込用紙をダウンロードして申込み時に必要な内容・情報をご確認ください。 お問合せ先 kouenirai_tomoko@yahoo.co.jp *1週間以内
カナダResearch In Motion(RIM)は現地時間2013年1月30日、最新モバイルOS「BlackBerry 10」のリリースイベントを開催し、同OSを搭載するスマートフォン「BlackBerry Z10」(写真1)と「BlackBerry Q10」(写真2)を発表した。また、社名をブランド名と同じ「BlackBerry」に変更することも明らかにした。 Z10は4.2インチのマルチタッチディスプレイ(解像度は1280×768ドット)を搭載し、外形寸法は高さ130mm×幅65.6mm×厚さ9mmで、重量は137.5g。 Q10は3.1インチのタッチディスプレイ(解像度は720×720ドット)とQWERTYキーボードを備える。外形寸法は高さ119.6mm×幅66.8mm×厚さ10.35mm、重量は139g。 いずれも動作周波数1.5GHzのデュアルコアプロセッサ、2GバイトのRA
ファイザー株式会社(本社:東京都、社長:梅田一郎、以下「ファイザー」)は、「リリカカプセル」(一般名:プレガバリン、以下「リリカ」)に関し、現在日本で承認されている「帯状疱疹後神経痛」にかえて、より広い「末梢性神経障害性疼痛」という効能・効果の承認を、本日10月27日、新たに取得しました。 リリカは、本年4月16日に「帯状疱疹後神経痛」の効能・効果で製造販売承認を取得し、6月22日に発売されています。本剤は、日本において、ファイザーとエーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)が共同プロモーションを行っており、本剤に関連する適正使用情報を提供しています。 リリカは、米国ファイザー社が開発した疼痛治療剤であり、現在世界110の国と地域で承認され(2010年7月現在)、国際疼痛学会をはじめとする主要学会において神経障害性疼痛の第一選択薬に推奨されています。主な作用機序は、過剰に興奮した神経
1月29日に第 3回 Journal clubを行いました。 兄やん先生は、抗てんかん薬 zonisamideが徐放性 carbamazepineに対し、部分発作で非劣性を証明した論文を読んできました。 Efficacy and tolerability of zonisamide versus controlled-release carbamazepine for newly diagnosed partial epilepsy: a phase 3, randomised, double-blind, non-inferiority trial. ただし、この研究は、zonisamideを販売するエーザイから資金提供を受けているのを考慮する必要があります。 ホワイトロリータ先生は、輸液の留置針を換えるタイミングについての論文を読んできました。色々な所で話題になっていた論文です。 Ro
うちの初期研修医の送ったメッセージの抜粋です。 ムダな検査が増えると本当にCTを必要としている患者の検査が遅れますし、患者搬送時の急変など事故の原因にもなります。放射線曝露の問題も無視できません。 また、CTは(ほかの検査同様)自動販売機のようにオーダーボタンを押すと結果が出てくるものではありません。間には検査技師さんの多大な労力をお借りしているという点にも謙虚であるべきです。「とりあえず評価したい」といういい加減な理由ではなく、患者にとって本当に利益があるのかをよく考え、上級医とよく相談してからCT検査をオーダーするよう心がけてください。 特に問題のあるパターン 1. レントゲンで肺炎が診断されているのに、「ついでに」胸部CTを取っている(膿胸など合併症を疑う場合はこの限りにあらず) 2. 腹痛など「腹部CT」が必要なのに「ついでに」胸部CTも追加している。 3. 「意識障害」に「とりあ
1/26付MRICより、 Vol.25 『のぼうの城』に思う このメルマガの筆者が「とにかく医学部新設」論者なのは存じてますから、その点はもう触れようとも思いません。興味を持ったのは結論に持って行くために使った喩えの方です。こういう時に故実や史実を持ち出すのはありふれた手法で私も頻用します。上手く用いれば主張の品格があがるからです。ただしそれは上手く使えた時で、下手糞な使い方をすれば逆効果になります。 このメルマガは医師にも多く向けられていますが、医師にも歴史オタクは結構います。プロまで行かなくてもセミプロ、もう少し下でもかなり詳しい程度は割と多い印象があります。またこのメルマガは医師だけでなくその他の方々にも広く公開していますから、もっとウルサ型もおられ安易に史実や故実を使えば突っ込まれます。私も使う時には、出来るだけ確認して使うように心がけています。 つう事で歴史閑話風に話を展開させ
2013/1/319:0 アベノミクスでバブルが起きるは本当か? 村上尚己(マネックス証券チーフエコノミスト) 『日本人はなぜ貧乏になったか?』(中経出版)発売記念特別寄稿第一弾。http://thnktnk.jp/binbou/campaign/ 日本人はなぜ貧乏になったか? 2012年11月半ばから、株高・円安が続いている。安倍首相が唱える経済政策によって、金融緩和が強まりそれへの期待でもたらされた「アベノミクス相場である」。この市場の動きをどう評価するか、メディアでも様々な意見が飛び交っている。こうしたなかで、これまでの「デフレと円高と不況」が日本経済のスタンダードと考える識者などは、2012年11月から始まった円安を、気に食わないことと感じているようだ。 なかには、アベノミクスによって、「安倍バブルが起きるだけ」などと警鐘を鳴らしている人も散見される。こうした見方の代表例として、「
気管切開患者のウィーニングでプレッシャーサポートを用いない場合、ウィーニング期間短縮に寄与 2013年 01月 31日 気管切開の患者さんのウィーニングでプレッシャーサポートを下げるか人工呼吸器を外すかを比較した試験です。早期に呼吸不全をきたすような場合(早期失敗群)では有意差はありません。 Amal Jubran, et al. Effect of Pressure Support vs Unassisted Breathing Through a Tracheostomy Collar on Weaning Duration in Patients Requiring Prolonged Mechanical Ventilation A Randomized Trial JAMA Published online January 22, 2013 概要: 21日を超えるような長期の人工
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く