能登半島地震で被災した石川県輪島市の避難所で、名古屋工業大が開発し、断熱性などに優れた段ボール製の簡易住宅「インスタントハウス」が設営されている。発生間もなく自ら避難所に持ち込んだ北川啓介教授(49)=建築設計=が、東日本大震災をきっかけに開発を進めてきた。 子ども連れの家族ら約800人が避難している輪島中学校。5日、窓ガラスが割れて冷たい風が入る体育館に高さ2・5メートルの茶色い鉛筆のような「家」が6棟並んでいた。女性の着替えや子どものおむつ交換の場として使われていた。
十二日に県内に最接近した台風19号は一夜明けた十三日、被害の状況が各地で徐々に明らかになってきた。死傷者や行方不明者に加え、千曲川の氾濫や堤防の決壊で流れ込んだ水により各地で家屋が浸水。停電や断水が相次いだ。各地に出されていた大雨特別警報は全て解除されたが、被害の全容は見通せず、復旧作業が長期化するのは必至だ。 県災害対策本部によると、千曲川流域では長野市穂保で堤防が決壊し、上田市でも堤防の一部が損壊。須坂市や中野市でも川の水が堤防を越えてあふれ出た。小海町などで床上浸水、松本市などで床下浸水が確認されたが、大規模な浸水被害に遭った長野市の状況は把握しきれていない。 千曲川に近い長野市赤沼の県営下水処理場「クリーンピア千曲」は浸水のため、下水処理を停止。県は、同市に加えて周辺の須坂市、小布施町、高山村の住民に対し、復旧まで風呂や洗濯などの利用をできる限り控えるように呼び掛けている。
岐阜県警北方署は13日、同県瑞穂市のスーパーで焼酎など25点(4465円相当)を万引したとして、盗みの疑いで住所不定無職の自称・福山雅治容疑者(49)を逮捕した。 署によると、容疑者は身分証を持っていない。過去にも2回、岐阜県内で窃盗容疑で逮捕され、いずれも窃盗罪で有罪判決を受けているが、公判でも「福山雅治」と名乗り続けたという。 今回は、商品を持って店外に出た直後、警備員が呼び止めた。盗みを認めたため、通報された。(中日新聞)
岐阜大の仲沢和馬教授(実験物理学)と日本原子力研究開発機構(茨城県)などのグループは、恒星の最終形態である中性子星に含まれていると推定されている素粒子「グザイ」の性質を解明した。中性子星にグザイが存在することをほぼ確定する成果で、宇宙創生の秘密に迫る一歩として注目される。 結果は、日本物理学会などがインターネットで発表する学術論文誌に近く掲載される。 中性子星は、寿命が尽きた恒星が爆発した後に残る星。大きさは太陽の100万分の1程度だが、質量は約2倍と極めて密度が高い。このため、素粒子のうち陽子や中性子より重い「ラムダ」「シグマ」「グザイ」のいずれかが存在すると考えられた。 仲沢教授は2001年、通常は陽子と中性子でできている原子核に、ラムダを結合した超原子核を作製。陽子、中性子とラムダが結び付くことが分かり、中性子星に存在する可能性が高まった。シグマは原子核と反発する関係と判明し、残るグ
画面全体に映る白い斑点は放射線によるノイズ。水蒸気が冷やされて生じた水滴が雨のように落ちる様子が見える。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く