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2009年11月5日のブックマーク (8件)

  • 柿編む女。 - kananaka's blog

    今週のお題: 秋の夜長の過ごし方 軒先に並ぶ吊し柿を眺めると、幼いころ身を寄せた初冬の越後の匂いが蘇る。年のいった育ての親に代わり、寒風に吹かれつ木に登り*1、葉の落ちた梢に残る鮮やかな果実をひとつひとつもいでゆく。指先に吸いつく竹竿の冷たさもさることながら、夜なべに渋(しぶ)でベタベタの手で皮剥けば、かじかむ指先は切れるよう。小さな手に、あっという間にアカギレやシモヤケができてゆく。それでも吊し柿つくりは、豪雪に閉ざされる彼(か)の地の冬支度に欠かせない年中行事であり、子どもたちに任される大切な仕事でもあった。 「柿の実は、ぜんぶ刈っちゃ、らめらすけ*2」 はるばる越後にやって来た私たち姉弟に、育ての母は言い聞かせた。 「木守り(きまもり)さまを、残さばなんねすけ*3」 それは、寒さに凍えるメジロやスズメ、モズたちへの心遣いであるとともに、今年の実りに感謝し、来年の新たな収獲を祈り行われ

    柿編む女。 - kananaka's blog
    kubohashi
    kubohashi 2009/11/05
    干し柿のつくりかた。と、木登り名人kananakaさんの武勇伝。/一周年、おめでとうございます。これからも、末永く、絡ませてくださいませ。
  • 甘えていましたね - とラねこ日誌

    http://d.hatena.ne.jp/matasaburo/20091104/1257293675 構って貰うのが楽しみでした。 彼女につっこんで頂ける事を期待して書いたエントリが数有ります。 それぐらい甘えちゃってました。 甘えさせてくれるような幻想を懐かせるほどの、包容力があるんですよね。 ボクは下品なだから、サブアカのブログが特にお気に入りでした。 彼女のことだから 「サブアカの閉鎖は宣言していませんがなにか」 とか言っちゃって、平然と更新してくれるのではないか、と仄かに期待している自分が居るのですね。 そう、これは自分の傲慢な欲求で、今回の事例と同根ではないか。 だから、素直にサヨナラを謂いたいの。 いつかまた貴方に会う日をずっと楽しみにしてね。

    甘えていましたね - とラねこ日誌
  • おまかせコース | COMPLEX CAT

    はじめに,exciteの表示トラブルは,更に酷くなっていて,写真が全く見られなくなってしまった。exciteのアナウンスでは,14日にメンテサービスをやるそうで,ここにおいで頂くのは,その後の方がよいかも知れません。とりあえず,写真日記の意味もあるのでアップしましたが,やっぱり見えないなぁ。 緊急で奄美に出張。何とかミッションを終えて,1泊。天候が悪化する前に,今回は無事帰宅。 いつもの贔屓の店で,友人と一杯。付け出しは,シビのフライ,シビの腹皮のマリネー,豚皮の味噌漬けと砂ズリ。全部奄美の郷土料理。同じ素材の者はいろいろなところでべられるけれど,その材料の良さと料理のレベルに友人が驚く。 連れてくることが出来て,ちょっと嬉しかった。ハードな仕事だったので,オリオンビールのジョッキが一息で空になった。 今回の最大のヒットはこれ,ブダイの湯引き。ブダイやナポレオンフィッシュなど,刺身にする

    おまかせコース | COMPLEX CAT
    kubohashi
    kubohashi 2009/11/05
    な、ナポレオンフィッシュって、食べられるんですか……そりゃそうか……もちもちなのか……(度肝を抜かれたので嫉妬の炎は不発)
  • 源泉 | COMPLEX CAT

    久しぶりに,今年の弟子連れてフィールドに行った。彼女は,進学ではないが,ともかく手加減抜きで現地で試しにデータを取らせながら、ディスカッションを始める。生き物観察しながらのやりとりは、やはりとても魅惑的な時間で、1週間,あまりにいろいろあって島からへろへろの状態で戻ってきたとは思えないほど,自分でも元気が出てくる。 彼女は霧女,私は崖っぷち晴れ男。フィールドに向かう途中で,もの凄い豪雨になったが,何とかデータを取って帰ってきた。愛車トラヴィックのワイパーが曲がってしまった。かなりやれてきているので,高速で動かすと時々両方のブレードが干渉するトラブルが直っていない。ATのノッチボタンがはじけ飛ぶとか,この車大好きなのだが,変なところが壊れる。 今年は、台風が来なかったせいか日照のせいか,刈り田跡の二番穂の生産量が半端ない。既に収穫が終わった跡の水田とは思えない。粒もでかい。 いろいろあって、

    源泉 | COMPLEX CAT
    kubohashi
    kubohashi 2009/11/05
    "食ってれば、死なない。/「食べない奴は信用しない」"/ユッチさんトトロは何度見ても目の毒です
  • 多摩美術大学 芸術人類学研究所 Information : 「レヴィ=ストロース氏を悼む」 中沢新一追悼文

    11月3日に公表されたクロード・レヴィ=ストロース氏の逝去に際し、 日(11月5日)の読売新聞朝刊に、中沢所長の追悼文が掲載されています。 クロード・レヴィ=ストロース氏は享年100歳。 報道によると、10月30日に亡くなり、内輪だけの葬儀が行われたあと、 自宅のあるリニュロル(Lignerolles)村に埋葬されたそうです。 当に何かが終わったのでしょうか? その創造的思想の範疇はあまりにも大きく、彼の死によって何かが終わるどころか、 むしろこれから未来に向けて、さらに新たな可能性として開示され続けていくでしょう。 謹んで追悼の意を表します。

  • 追悼レヴィ=ストロース - 内田樹の研究室

    20世紀フランスを代表する思想家で社会人類学者のクロード・レヴィ=ストロースが10月30日、死去した。100歳。 第二次大戦中に亡命した米国で構造言語学を導入した新しい人類学の方法を着想、戦後フランスで実存主義と並ぶ思想的流行となった構造主義思想を開花させた。「未開社会」にも独自に発展した秩序や構造が見いだせることを主張し、西洋中心主義の抜的な見直しを図ったことが最大の功績とされる。 サルコジ大統領は3日の声明で「あらゆる時代を通じて最も偉大な民族学者であり、疲れを知らない人文主義者だった」と哀悼の意を表した。 1908年11月28日、ブリュッセルのユダヤ人家庭に生まれた。パリ大学で法学、哲学を学び、高校教師を務めた後、35年から3年間、サンパウロ大学教授としてインディオ社会を調査。41〜44年にナチスの迫害を逃れて米国に亡命、49年の論文「親族の基構造」で構造人類学を樹立した。 自伝

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  • 娘語録 - 今日も大丈夫だった

    私とコタツに入っていると娘はたらたらしゃべる。 「お母さん、ちょっとほっぺをこっちに出してごらん」 私が娘の方に頬を向けると コタツで温まった小さいカピバラのぬいぐるみを私の頬に 「もきゅもきゅっ」と言いながら軽く押し当てて 「ほら。幸せの敷居が低いのって良いよね」と言い残し また肩までコタツにもぐってうとうとしている。 「大学の友達がこの時期に、熟した柿が木から落ちて道路で潰れているのを 見るのが嫌だとか言ってたんだよ。 だからね、私は、ここは日だから柿が落ちているけれど もしも南の国だったらバナナがたくさん落ちていて そうしたらみんな滑っちゃうから大変だよ〜って話したんだ〜」 今日も平和で何よりだよ。 そして娘は愛読書に付箋を貼りすぎだ。

    娘語録 - 今日も大丈夫だった
    kubohashi
    kubohashi 2009/11/05
    "幸せの敷居が低いのって良いよね" こころがぽかぽかしました。