2015年8月9日のブックマーク (1件)

  • 『DSM5についての雑感』

    今日の話は、DSM5についての雑感。 元々、精神科臨床での自立支援法や精神保健福祉手帳、あるいは障害年金では診断名のすぐ後にICD10のコードを付けるようになっており、最低限2桁の数字を入れるように指導されている。 例えば、統合失調症であればF20である。 もう少し以前だと1桁表示でも良かった。この場合、統合失調症はF2である。最近の障害年金の更新書類(正確には「年金受給権者現況届」)の前回の記載を見るとたいてい1桁表示なのでこの点でも少し変化がある。 このように日では診断基準はICD10の方がメインであり、DSMは意識、あるいは議論の対象にはなっているが未だに流ではない。またDSMⅣまでの多軸診断は遂に日では馴染むことなく終わってしまった。今回のDSM5では多軸診断が廃止されているが、これはICD10が多軸診断を採用していないことも関係している。なお、WHOによるICD10は今年2

    『DSM5についての雑感』
    kukkanen
    kukkanen 2015/08/09
    “DSMに限れば診断名としてアスペルガー障害はなくなっているが、ICD10では記載がある上、日本ではICD10が主なのでアスペルガー症候群の診断名がなくなったわけではない”