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  • 82歳、映画館の看板描き60年 盛岡の小笠原さん表彰

    盛岡市の映画館の絵看板を60年以上描き続けてきた、同市緑が丘の広告美術業小笠原正治(しょうじ)さん(82)が、年度の文化庁長官表彰に県から唯一選ばれた。アクリル絵の具と筆で「映画の街盛岡」を支えてきた技が認められ、映画館閉館やイベント休止などで苦難に立つ同市の映画館通りに吉報を届けた。映画界は「君の名は。」などのヒットで復活の兆しを見せており、小笠原さんも末永く筆を振るい続けるつもりだ。 「もともと1人でいるのが好きなんです」と、小笠原さんが黙々と筆を動かす。同市緑が丘の作業場は、広さ10平方メートルほど。不釣り合いなほど大きな看板は、同市中央通の盛岡ピカデリーで上映中の新作映画の看板だ。そばに見のポスターを貼っているが、長年の経験から「全部を写真通りに描いてもうまくない」と、単なる模写に終わらせないこだわりをみせる。 表彰式は16日、東京都千代田区の文部科学省で行う。 【写真=映画

    82歳、映画館の看板描き60年 盛岡の小笠原さん表彰
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