ソフトバンクの孫正義社長は、総務省が携帯電話を特定の通信会社でしか使えないようにする「SIMロック」の解除を求める方針を打ち出したことに対し、2日夜から3日にかけて自身のミニブログ「ツイッター」で反論した。SIMロックを解除した状態で携帯電話を販売すると販促費を投入できなくなるため、孫社長は「端末代が4万円値上げになる」と主張。「強制すると、またしても総務省が原因で端末が売れなくなる」などと総
郵政民営化が迷走している。3月30日には結論を出すというが、郵政見直しは連立政権の公約でもあったのに、政局優先で、政策的な詰めがまったくできていなかったことが原因だ。これを政局的にみれば、小泉憎しの亀井静香郵政相・金融相の一人劇だ。 一般国民の支持率も低迷している国民新党にとって、数十万票ともいわれた全国郵便局長会(旧全特)や郵政の労働組合にたくすしかないのだから、なりふりかまわずの選挙対策でしかない。 ただし、政局論と政策論は、横糸と縦糸のようにうまく連携しないと、大きな改革はできない。小泉改革の郵政民営化でも、政局論として郵政民営化は旧田中派の利権つぶしといわれていたが、政策論として、国営のままでは郵政の破綻が見えていた。 そのために、2005年の法案提出までに政府内の経済財政諮問会議等と並行して、与党内の政調等での議論に2年程度の時間をかけている。 それに比べて鳩山政権の議論は質・量
池田 信太朗 日経ビジネスオンライン編集長 2000年に日経BP入社。2006年から『日経ビジネス』記者として、主に流通業界の取材に当たる。2012年『日経ビジネスDigital』のサービスを立ち上げて初代編集長、2012年9月から香港支局特派員、2015年1月から現職 この著者の記事を見る
「世界最大級のクワガタが適当にやっておりますので、あまり深く考えずにご覧ください」。Ustreamの説明文にはこうある。 世界最大級のクワガタ。その正体は、paperboy&co.の佐藤健太郎社長だ。同社は08年12月、JASDAQに上場。09年3月からは創業社長の家入一真氏が社長職を退き、佐藤氏が社長に昇格した。 クワガタに“変態”したのは今年1月始めごろ。Twitterアイコンをクワガタ姿のものに変え、壁紙もクワガタ姿の写真に変更。Twitterでは「おはっクワー」などクワガタ語(?)であいさつし、クワガタ姿でUstreamを始めた。 上場企業の社長がなぜクワガタなのか。その理由を探るべくpaperboy&co.のオフィスに突撃した記者を迎えたのは、クワガタ姿の佐藤社長。インタビューはクワガタ姿のまま始まり、その様子はUstreamでライブ配信された(が、視聴していたのは2、3人だった
僕は自称、ベンチャー起業家。これまでに10社くらいは起業し、直接、間接合わせて40億円ほど資金調達して、自分の手金を投資したことがあっても、借金してまで起業したことはないし、保証人になったこともない。見方にもよるだろうがまだ成功はしていないが(苦笑)、リスクの割には大きな失敗もしていない。 そんな僕がここ1、2年で明らかに起業のスタイルが変わったと感じることがあり、起業を志している人の役に立てばと思いそのノウハウとイマドキの起業法を伝授したい。 まず心構えから。おいおい精神論からかよ、と思うかもしれないが、、、 ■心構え 1. 起業は怖くない リスクは避けるものではなくヘッジするもの。自分の許容できるリスクの範囲をきちんと見定めること。最大のリスクは恐れるという心の弱さのことなのだ。恐れるということを恐れよ! 2. 安定基盤を捨てなくても起業はできる。 サラリーマン諸君に言いたい。辞めると
企業再生支援機構と政府から日本航空の最高経営責任者(CEO)就任を要請されていた京セラの稲盛和夫名誉会長は13日午後、首相官邸で記者団に対し、就任を受諾したことを明らかにした。無給で引き受けるという。
よく、ライブドア元社長の堀江貴文さんのことを「拝金主義だ」とか「金の亡者」みたいな言い方をしているもんを見るんですが、実際あって話したり、本とかブログを読んでみても、あまりそういう感じをしないんですよね。 で、なんで堀江さんがそう言われるかを年末年始に考えてみました。 そもそもの誤解の元 なんか議論がすれ違う時によくあるのが、話している論点がずれる、ということがあるのですが、この議論のずれはきっと以下のようにずれてるんじゃないかと思ったわけです。 - 堀江さんが今の現状を話して説明している ことを - 堀江さんが今の現状を自分の意見として話している と解釈しちゃってるのかなあ、と。 堀江さんの言ってること 堀江さんが言っていることは、 今の世界ではお金には力がある ということだけなんじゃないかと。 たとえば、「女はお金についてくる」みたいな発言について。 お金があれば自信がついて異性にモテ
池田信夫さんが次のようにつぶやいています。 日本の宅配ピザって高いなぁ。どこの国でも10ドルしないのに。「ピザの王将」が出てきたら、当たると思う。 全く、何を言っているのだか。 そんなことTwitterでつぶやいている暇があったら、すぐにでも大学をやめて(まあ、授業を途中で放棄されると事務局が大変なので3月末でもいいけど)、自ら「ピザの王将」を開業する。それこそが、「アゴラ起業塾」まで作って広めようとしている起業家精神というものです。 自分は、上武大学大学院経営管理研究科教授程度の職にしがみついて、「当たると思」っている「ピザの王将」の開業に踏み出すことができないでいるのに、どうして普通のサラリーマンに対し今の職を辞めてチェーン傘下のラーメン店を開業するように呼びかけられるのでしょう。 まず隗より始めよ、です。
今頃、日本のGDPは中国に抜かれているかもしれないと言う。本当かなと思いIMFのデータを引っ張り出してみた。現在の為替相場で過去の推移とIMFの予測をグラフにしてみると次のようになった。 確かに、中国に抜かれるのは時間の問題である。多分来年には完全に抜かれているだろう。 だが筆者が注目したのは、米国との格差である。現在の為替相場で換算すると80年には日本と米国のGDPはほぼ同規模だったのである。それが90年代に日本がモタモタしている間に、あっという間に格差が開いてしまった。 IMFは今後の見通しについて、米国は今回の金融危機で一時的にマイナス成長になるが、その後再び成長軌道に戻ると見ているのに対し、日本の低成長は今後5年間は続くと見ているのである。 IT革命以降、米国ベンチャーは 日本の大企業を追いつめた 90年代に日米格差が拡大した原因のひとつは、IT革命であろう。この時代に活躍した企業
この冬、携帯電話を新しく買いました。今まではauのExilimケータイとiPhone 3Gを2台持ちしていたのですが、仕事用と私用を1台にまとめようと思い、メイン回線のiPhone 3Gを解約してNTTドコモへMNP(番号ポータビリティ)することに。 事前にソフトバンクでMNPの予約番号を取っておいてから、ドコモのカウンターへ。ドコモの説明員は「え、iPhone解約するんですか」とちょっと驚いていたようでした。その後私を見る目に「このお姉ちゃん、iPhoneを使いこなせなかったんだろうなあ、きっと」という哀れみが浮かんでいたように見えたのは、私の被害妄想でしょうか……。 左が2009年6月に発売された「iPhone 3GS」。筆者が使っていたのは写真右側の「iPhone 3G」。使い始めたころはiPhone OS 3.0のリリース前で、コピー&ペーストができないなど制限も多かった iPho
2009年11月21日 「無料」だからこそ「最高品質」になりえる<無料>の逆説 【書評】フリー <無料からお金を生み出す新戦略> 「安かろう。悪かろう」という言葉がある。一般人の生活実感に深く根ざした言葉である。 「値段が安い」ものは「品質が悪い」、(あるいは、悪くても仕方がない)という、身も蓋もない、当たり前の事象を切り取った言い回しであり、「安かろう。悪かろう」については、いろんな場面で「ま、そりゃ、そうだよな。安かろう・悪かろうだよなぁ」という経験を皆さんも、味わったことがあるだろう。 しかし、今現在「安かろう。悪かろう」が全く当てはまらない「経済圏」がどんどん広がっている。どこの世界の話なのか、私のブログの読者の方なら、言わずもがなだろう。それは、インターネットを主な舞台にしたメディア、ITサービスの領域である。 しかも、そこに広がっているのは、単に「安い」どころではない。究極の「
ジャーナリスト/佐々木俊尚 表の技術力、裏の技術力という言葉がある。この言葉を知ったのは、製造業コンサルティングのネクステック前社長だった山田太郎氏に取材した時のことだ。もう4年以上も前の話になる。 山田氏は取材の時、こう言った??日本の製造業が自慢してきた技術力というのは実のところ「裏の技術力」でしかなく、消費者を惹きつけるような「表の技術力」には非常に乏しい。たとえば、と彼は私が使っていたICレコーダーを手にとって説明した。「スピーカーの穴がきれいに操作盤のまわりに沿って複雑なアールをつけられてますよね。でもICレコーダーという実用品でそこまでの造形が必要か。これが海外メーカーだったら、スピーカーの穴なんてシンプルな長方形に形成するだけです。必要なのはこういう『裏の技術』じゃなくて、もっと別の『表の技術』だと海外メーカーはわかっているから」 では「表の技術」とは何か。それはすなわち、ネ
営業の合間、カード目当てでかまぼこを買いに来たコロプラ利用者=松島町の松島蒲鉾(かまぼこ)本舗総本店 携帯電話を片手にお土産物を買う若者が、東北各地で増えている。全地球測位システム(GPS)を使い、移動距離に応じて得る仮想通貨で遊ぶゲーム「位置ゲー」の利用者だ。現実の店を訪れる目的は、ゲームと提携する店舗で買い物することで得られる、通常では手に入らない「レアアイテム」。東北でも増えつつある提携店は、遠方からの来客の豪快な買いっぷりに驚いている。 「あのぉ、コロプラのカードがもらえる店だと聞いたのですが……」 松島蒲鉾(かまぼこ)本舗総本店(松島町)で、仙台市から営業がてら立ち寄った40代の男性会社員が尋ねた。「かまぼこすべてが対象です」「じゃあ、3千円分で」。男性は、笹(ささ)かまぼことともにカードを受け取り、「どっちかというと、目当てはカードですね」ともらした。 「コロプラ」とは
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