大阪市政の課題について市内の中学生が考えて提言する「子ども市会」が7日、大阪市議会内で開かれた。夏休みの恒例で、市議定数と同じ86人が本会議場の議席に座り、橋下徹市長に活発に質問をぶつけた。 生徒らはすでに7月、市議会常任委員会と同じ6つの委員会に分かれて視察や議論などを行い、意見や質問をまとめていた。この日は東貴之議長や木下吉信副議長、常任委員長も出席。議長と副議長も生徒が務めるなか市長答弁を求めた。 「トイレが使えない校舎がある」との訴えがあり、橋下氏は「9月議会に補正予算を提案できないか考える」と、例年とは別枠の改修費を検討すると答弁。一方、橋下氏肝いりで全市立中学に導入された配送方式の給食について「冷めていたり異物混入があったりし、毎日おいしいと言う生徒はほとんどいない」と厳しい実感の声も。橋下氏は平成32年度までの計画で調理方式などへの改善を進めていると釈明しつつ、「不満があるこ