西武・辻監督が新ストッパー、カスティーヨの“無気力投球”におかんむりだった。 11日のロッテ戦(メットライフ)、8―2の9回、カスティーヨが5番手でマウンドへ。しっかり締めくくりたいところだったが、余裕がありすぎたのか、気持ちの込もっていない140キロ台の直球と制球の甘いスライダーで、2安打1四球で一死満塁のピンチを招くと、伊志嶺に対しストレートの押し出し四球。続く鈴木の二ゴロの間に、さらに1点を失った。菅野を三振に仕留めて何とか逃げ切ったが、抑え投手としては締まらない投球を披露した。 試合後、首位ターンに終始笑顔だった辻監督も、カスティーヨの投球に話が及ぶと「気が抜けてるだけだよ。説教だよ、あのヤロー。KYだよ」と顔色が変わった。「6点差あるからって軽く投げて、なめてるよ! どんな時でも抑えなんだから3人でピシッと終わらないと。で、(2点取られて)最後に150キロ投げて必死になってる。だ