中高生と思われる男女が公園で花火して大騒ぎ。ロケット花火がパンパンと爆発する音、笑いさざめく声でかなりうるさい。ご近所の男性が怒鳴りつける声。一瞬静かになったけど、しばらくしたらなお一層やかましく。注意されてよけいに騒いでやろう、となったらしい。 夜10時近くなって、父が公園に。どう話しかけたかというと。「お楽しみのところ、悪いな。あそこ、病院やねん。夜10時になったら否応なしに消灯で、入院してる人は否応なしに寝なあかん。すまんけど、少し静かにしたってくれるか。悪いな」 途端に静かになり、しばらくしたら帰ったらしい。 ご近所の男性が怒鳴りつけても静かにならなかったのは、恐らく、「騒ぐ若者達は悪、怒鳴りつけにきた勇気ある自分は正義」という「関係性」のつもりで怒鳴りつけ、それが若者たちの反発という結果になったためだろう。「なんやオッサン、偉そうに」と、よけいに騒いでやろうという気に。 父の場合