富野由悠季ほど、はまっている人と興味がない人との温度差が激しい監督はないと言えるでしょう。 先日でも触れましたが、はまっている人の中には、「白富野の素晴らしさをもっと広く伝えなければ!」という使命感を抱いて、ことあるごとに啓蒙活動に励もうとする“信者”が少なくありません。 その博愛の気持ちは尊いといえば尊いのですが、勧められる側がさほどロボットアニメに興味がない場合は、どう対処していいのか困ります。今日も全国各地で、富野信者の熱い勧誘を受けて、勧められる側が苦笑いを浮かべているという構図が繰り広げられていることでしょう。 ガンダムを見ていない側のあなたが、そういう災難にあったときはどう対処すればいいのか。信者の勧誘に対する平和で適当なかわし方を考えてみましょう。 「富野禿」を否定するのは危険 程度の差こそあれ、富野作品を熱く勧めたがる信者のみなさんは、「富野によってもたらされる新たなアニメ