タグ

ブックマーク / barl-karth.hatenadiary.org (5)

  • 足利事件は国会で取り上げるべき。 - 弁護士 Barl-Karthによる peace-loving 日記

    足利事件に関し,再審開始決定審あるいは再審法廷において,冤罪防止の観点から,真相解明を図るべきだという論調が強い。しかし,再審開始決定審は,弁護人らのこの要求に応えず,再審法廷も同様の見込みらしい。 この問題は,ボ2でも取り上げられており,「国会で取り上げてもらいましょう。証人喚問でも何でもやったらどうでしょうか。」とのコメントがあった。 http://d.hatena.ne.jp/bo2neta/20090624 私もその意見に賛成だ。再審法廷で,当時の捜査官や弁護人裁判官を証人尋問をするのはいかにも無理筋だし,法廷のやりとりを中継するわけにも行かないだろう。 冤罪防止というのは,人権尊重という大切な問題なのだから,可視化法案も上程されている折,国会で取り上げる方がふさわしいし,「国民に開かれた民主的な司法」といういわゆる「司法改革」のスローガンにも沿うものだろう。国会(各院の法務委員会

    足利事件は国会で取り上げるべき。 - 弁護士 Barl-Karthによる peace-loving 日記
  • 2009-04-03

    日,銃刀法事件(黙秘)の公判があった。 午前中,家裁で調停事件があり,その後,事務所で最終的記録検討をして,公判に臨んだ。どうということのない事件なのに,傍聴席にたくさん傍聴人がいた。よく見ると,検察事務官(首に何かネームプレート様のものをぶら下げている)と修習生数名みたいだ。裁判官席の左下にも3人くらい修習生がいる。 検察官は,包丁を何も携行して法廷に臨場した。物(ブツ)として取調を請求するためなのだが,検察官の行為は,少なくとも銃刀法違反の構成要件に該当するし,もしかすると,凶器準備集合罪の構成要件に該当する。なぜ検察官のかかる行為が犯罪を構成しないのか疑問に思った。法廷内で包丁をちらつかせる検察官を現行犯逮捕しようかと思ったがやめておいた。 当弁護人は,「物の取調に異議なし」と意見を述べたが,裁判官は,証拠採用しなかった。 その後,裁判員用評議室(?)で進行協議をした。修習生が金

    2009-04-03
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2009/04/04
    裁判の前に弁護人に談合(?)を持ちかける検事
  • 2008-05-28

    小林永和先生は,私と同じく裁判員法延期・廃止に熱心に取り組んでおられる方。政治的にはかなり右だと思う。右翼の論客が書いた文章って,(私のような陰々滅々な文章と違って)元気が出てくる文体で言っていることもきっぱりてきぱきしていて,良いなぁと思う。檄文というのは,こういうのを言うのだろうか? 昨日,東響コーラスのオーディション不合格通知が届き,から「反省しろ」といわれて,しょんぼりしているのが,小林先生のはがきで,かなり励まされた。裁判員という天下の悪法を潰すという点では,思想信条の違いなどたいした問題ではない。 全国の法曹よ「裁判員制度反対」に奮起せよ 莫大な税金を浪費し,国民に大負担をかけて治安を乱す。 最高裁たるものが,膨大な広報宣伝費を浪費して会計検査院から咎められたり,国民の八割以上が音では裁判員を嫌っているのに,自分勝手にごまかし「六割が賛成した」と発表し,また法務・検察も捜査

    2008-05-28
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/05/28
    司法徴兵制(裁判員制度)について
  • 2008-01-18

    偉い刑法・刑訴法学者が「disperato!」と述べたが,当にそのとおりだ。 http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4ADBR_jaJP214JP214&q=disperato%ef%bc%81%e3%80%80%e7%b5%b6%e6%9c%9b お昼ころ朝日新聞新潟支局の記者から取材申込があった。「また水俣か」と思ったら,「裁判員裁判」の取材だったので,話したいことが沢山あるから,取材を受けた。 以下,問答の概要。 日弁連も地方単位会も「(法務省・裁判所と共に)推進」ということになっている。 弁護士は,少なくとも音は「消極」である。 「消極」を2個に分類すると,「潰してしまえ派」と「出来ちゃったものは仕方がない派。出来ちゃった子は殺すわけにも行かないから大切に育てて頑張ろう派」に

    2008-01-18
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2008/01/18
    裁判員制度について/「被告人喜ばない。弁護人喜ばない。裁判官喜ばない。裁判員喜ばない。検察官喜ばない。被害者喜ばない。国民喜ばない。喜ぶのは,法務省幹部と一部の学者だけだろう。」
  • 弁護士 Barl-Karthによる 全然大人げがない日記 - 裁判員制度が善良な市民を自殺に追い込む

    西野教授の著書に曰く, その三は、きわめて「難儀な」人を装い、そもそもこの人は合理的な思考や発言はできないようだ、とてもこういう人と一緒に法廷をつとめるのは無理だ、と裁判長に思わせることです。そのためには、この面接にあたって、相手の論理の土俵に乗らない、というのが議論の鉄則になります。具体的な方策としては、そういう事由に当たりそうな事情を何でも針小棒大に申告し、「非学者、論に負けず」という諺そのままに、一歩も引かず、自分はやれない、やらない、こういう事情を抱えているのに、もし損害が発生したらどうしてくれるのか、とまくし立てるのが適切です。裁判官は、日頃、論理と合理性の世界に生きていますから、論理も合理性もまったく通用しない、そもそも最初から話が通じない、という人には非常に弱いのです。裁判長は、裁判員候補者を合理的な論理で説得しようとするでしょうから、これに対抗するには、絶対に合理性の土俵に

    弁護士 Barl-Karthによる 全然大人げがない日記 - 裁判員制度が善良な市民を自殺に追い込む
    kurokuragawa
    kurokuragawa 2007/08/28
    「人が人を裁くというが,世の中には人を裁けな人もいるのだということを法曹関係者は知るべきだ。」
  • 1