次は、回転型のものを説明します。回転型には代表的なものとして、二つ割り、三つ割り、四つ割りがあります。まず、正方形を基本形とした二つ割りのものを図23で説明します。外側の上と下、左と右の輪郭線はそれぞれ同じ形にします。各輪郭線は各辺の中点で点対称になってます。内側の1本の輪郭線は正方形の中心で点対称になっています。 図23 図23の基本要素をコピーして周りに密着配置させる図24のようなタイリング絵ができます。 図24 ここで下の二つを垂直反転させて上下の輪郭線の位相を合わせると、図25のようなタイリング絵ができます。 図25 図24の下の二つを水平反転させて上下の輪郭線の位相を合わせると、図26のようなタイリング絵ができます。 図26 さらに、下の二つを水平反転させて上下の輪郭線の位相を合わせると、図27のようなタイリング絵ができます。 図27 次は三つ割りのうち、1種類の線対称な形の絵の