朝日新聞の記事から。 消えるアスペルガー症候群 米診断手引19年ぶり改訂で http://www.asahi.com/tech_science/update/0429/TKY201304290158.html2013年5月。アメリカ精神医学会の診断基準DSM(精神障害の診断と統計の手引き)が19年ぶりに改訂される。この診断基準はアメリカ精神医学会という一団体のによってつくられるものだが、世界中で使われており、事実上のグローバルスタンダードとなっている。ちなみに日本でもこのDSMを使うのがきわめて一般的である。 DSMの改訂によっていくつかの変更が加えられる。DSM-IVでは、小児自閉症やアスペルガー障害などのサブカテゴリーを含む広汎性発達障害とよばれていたものが、DSM-5では自閉症スペクトラム障害という一つの診断名に統合される。それに伴い「アスペルガー」カテゴリーが削除されることになった