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ブックマーク / gendai.media (292)

  • 安倍元首相銃撃後の日本、このままでは「暗黒時代」のドアが開くかもしれない(島田 雅彦) @gendai_biz

    今年3月に刊行された島田雅彦『パンとサーカス』(講談社)が、安倍晋三元首相が銃撃されたあと、再び大きな注目を集めている。フィクションの力によって日社会の現実を鋭く描き出した書には、「要人暗殺」という出来事が描かれているからだ。著者の島田氏は、安倍元首相の銃撃、そしてその後の日社会の反応をどう見るのか。緊急寄稿をお届けする。 国民はもっと怒るべきだ ――世の中の全てが愚かな選択の結果だ。 ――世直しにはもっと愚かな選択が必要だ。 (以下太字は『パンとサーカス』からの引用) ――『カタストロフ・マニア』でパンデミックと社会の冬眠状態を予言したかと思ったら、今度は要人暗殺を予言しましたね。 『パンとサーカス』を読んだある人にそういわれたが、全然嬉しくない。別の人には半ば冗談で「共謀罪、テロ教唆罪に問われる恐れがある」といわれた。それだけは勘弁願いたいが、作中では主人公の御影寵児が裁判官に向

    安倍元首相銃撃後の日本、このままでは「暗黒時代」のドアが開くかもしれない(島田 雅彦) @gendai_biz
  • 統一教会からの“暴露”が怖い? 自民党が「教団との関係を絶つ」と断言できない理由 元信者のジャーナリストが分析(多田 文明) @moneygendai

    歯切れの悪い議員が脱会を躊躇する信者の姿と重なる 自民党をはじめとする政治家と旧統一教会のつながりが次々に明らかになってきています。旧統一教会の関連団体のイベントに参加して、信者らの前で教団の活動を褒めたたえるような話をする。 さらには選挙協力も受けて、教団の組織票の配分まで受けている議員もいるとの話も出てきています。 霊感商法の手立てで物を売り、多額の献金を集めて、家庭崩壊までさせてしまう旧統一教会との関係があることを認めながらも、今後も支援を受けていくかについては「慎重に検討する」「軽々に答えることはできない」との政治家らの発言も出てきています。 ようやくここにきて、世論の批判に押されるように「これまでの関係について、しっかり見直す」との一歩踏み込んだ言葉も聞かれ始めましたが、いまだ、決別するとの言葉は出てきていません。なぜ、きっぱりと「教団との関係を絶ちます」「二度と関わりません。手

    統一教会からの“暴露”が怖い? 自民党が「教団との関係を絶つ」と断言できない理由 元信者のジャーナリストが分析(多田 文明) @moneygendai
  • テレビ、新聞、雑誌…マスコミが「統一教会の報道を避けてきた」恐るべき実態(片岡 亮) @gendai_biz

    2000年代の変化 安倍晋三元首相が奈良市で演説中に銃で撃たれて死亡した事件で、統一教会の霊感商法がクローズアップされている。事件当初は「宗教団体」としか書いていなかった各メディアも、現代ビジネスが団体名を書いた記事を掲載し、統一教会が会見をおこなうと、堰を切ったように、ほかも「旧統一教会」と書きだした。 長い間、統一教会の4文字はメディアの中でも不文律のタブーになってきた事実がある。1998年以降の記者生活を振り返れば、筆者は、2002年に週刊誌で、あるアイドルグループが統一教会の支援を受けていた記事を書いており、この頃はタブーになってはいなかった。 集まった信者たちをファンに見せかけて盛況を演出したという内容だが、当時は、ほかでも教育系の大手企業が教会から資金を入れているという報道もあった。 しかし、数年後、大手企業の仕事を多数受注しているコンサルタント会社が統一教会と組んだらしいとい

    テレビ、新聞、雑誌…マスコミが「統一教会の報道を避けてきた」恐るべき実態(片岡 亮) @gendai_biz
    kuwa-naiki
    kuwa-naiki 2022/08/02
    どうせ縁切りしているなら統一教会名を出すこと躊躇した媒体名、個人名全部晒すべきだ。あの反社連中を日本社会の中枢から叩き出すチャンスのときに遠慮してやる必要ないだろう
  • 「自民党と統一教会」安倍派の中で、ついに「仲間割れ」まで始まった…!(週刊現代) @gendai_biz

    安倍派議員の「疑心暗鬼」 「岸信介さんの流れを汲む清和研に、統一教会と関係がある議員が多いのは確か。でも、宏池会にも(教会の)イベントに顔を出していた議員はいる。ウチばかり糾弾されているのは、なんだか不公平な気がする」 こう漏らすのは、自民党安倍派=清和政策研究会所属の中堅議員である。 自民党と統一教会の関係が注目される中、とりわけ槍玉に挙がっているのが、安倍派と同教会の関わりだ。安倍氏の弟・岸信夫防衛相をはじめ、細田博之衆院議長、下村博文・安倍派会長代理、萩生田光一経産相に稲田朋美元政調会長と、派閥中軸が集中砲火を受けた。

    「自民党と統一教会」安倍派の中で、ついに「仲間割れ」まで始まった…!(週刊現代) @gendai_biz
    kuwa-naiki
    kuwa-naiki 2022/08/02
    これを機に統一教会の話だけではなく、耐震偽装とかライブドアに絡んだ安晋会の話とかも蒸し返していってくれないかなあ
  • 元足利市長の私が体験した「旧統一教会」の選挙妨害とその全手口(大豆生田 実,週刊現代) @gendai_biz

    安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、保守政治家と旧統一教会(旧名称は世界基督教統一神霊協会、現・世界平和統一家庭連合。以後、統一教会と呼ぶ)の関係が再び注目を集めている。支援を受けた国会議員の名前が次々に明らかとなっているが、地方政治でも統一教会は幅広く浸を試みているという。2009年に足利市長に当選した大豆生田実(おおまみうだ・みのる)氏は、保守政治家の一人だが統一教会の問題を長らく調査してきた人物だ。大豆生田氏に地方政治と統一教会の現実と選挙妨害の実態について寄稿してもらった。 敵に回すと恐ろしい存在 衝撃的な事件から早、3週間余りが経過しようとしています。 凶弾に倒れた安倍晋三元首相に対して哀悼の誠を捧げつつ、私は栃木県足利市の元市長として、この問題について語らないわけにはいかない。そういう思いで今回、筆をとりました。 今、国会議員と統一教会の関係がにわかに注目を集めています。 とりわけ反

    元足利市長の私が体験した「旧統一教会」の選挙妨害とその全手口(大豆生田 実,週刊現代) @gendai_biz
  • 自民党・統一教会・公安警察、「三つ巴の暗闘」の恐るべき歴史(川邊 克朗) @gendai_biz

    安倍晋三元首相銃撃事件の容疑者の口から止めどなく溢れ出る宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」への憎しみは、戦後日の保守政治の地下人脈までも射抜いたようである。 自民党内でハト派の流れを組む岸田文雄首相までもが何か焦りを見せているように感じられる。そこには、情緒的になった“国民感情”が、安倍元首相を「悲劇の元宰相」とみなしている間に国葬を強行し、この事件を封印したいという思いがあるのかもしれない。 国会が開会されていれば、安倍元首相を中心とする、党内タカ派と旧統一教会との関係は言うに及ばす、日有数の宗教法人「創価学会」を支持団体に持つ与党・公明党にまつわる「政教分離」の問題が再燃し、政権の基盤を大きく揺るがしかねないからである。 しかし、パンドラの箱は空いてしまった。 公安警察の「宣戦布告」 歴史的に見ても日では、宗教は、政治の問題とりわけ治安の問題と複雑に絡み合ってきた。そ

    自民党・統一教会・公安警察、「三つ巴の暗闘」の恐るべき歴史(川邊 克朗) @gendai_biz
  • 「安倍元首相は自らが生み出した『長期腐敗体制』の犠牲者です」 思想史家・白井聡が語る銃撃事件(小林 空) @moneygendai

    連続在職日数2822日、憲政史上最長の政権を築いた安倍晋三元首相は、アベノミクスや集団的自衛権の行使など、賛否両論の政策を推し進めた。またスキャンダルにまみれたモリカケ問題では、国民を二分する激しい対立を引き起こしもした。 2012年12月に成立した第2次安倍政権とは何だったのか。安倍氏が殺害されるひと月前、奇しくもその実態を論考した『長期腐敗体制』(角川新書)を上梓していたのが、思想史家であり政治学者の白井聡・京都精華大学准教授だった。 ベストセラー『永続敗戦論』をはじめ、戦後日政治史の核心をつく著作を発表し続ける白井氏に、第2次安倍政権以降の「体制」について、その真相を語ってもらった。 (取材・文 小林空) 「自公政権はきわめて歪な『体制』と化している」 ――安倍晋三元総理が凶弾に倒れました。 まずは哀悼の意を表したいと思います。あまりに衝撃的で言葉もありません。 事件の解明はまだこ

    「安倍元首相は自らが生み出した『長期腐敗体制』の犠牲者です」 思想史家・白井聡が語る銃撃事件(小林 空) @moneygendai
  • 日本人のコミュ力の低さは「国民性」ではない。「こどもかいぎ」で気づいたこと(此花 わか)

    「うまく自分の考えを言葉にできない」「そういうつもりで言ったんじゃないのに……」とコミュニケーションに悩んだことがある人は少なくないのではないだろうか。出産にまつわる4組の夫婦を描いたドキュメンタリーシリーズ『うまれる』で知られる映画監督の豪田トモ氏も長年、人との“対話”が苦手だったという。 とりわけ、現在小学校6年生になる娘さんとはここ数年、まともに話す機会を持てなかった。ところが、7月22日に公開される新作『こどもかいぎ』を作り終えてから、対話ができるようになったという。一部の保育園で行われている、子どもたちが輪になって自由に話し合う「こどもかいぎ」から、監督が学んだこととは――。 日人のコミュ力の低さは国民性ではない ――作を作るきっかけは何だったのですか? 豪田監督:映画『こどもかいぎ』制作のきっかけの一つは、僕自身がカナダ、スウェーデン、そしてフィンランドの3カ国で「こどもか

    日本人のコミュ力の低さは「国民性」ではない。「こどもかいぎ」で気づいたこと(此花 わか)
  • 選挙後に「統一教会」の名前を一斉に報じ始めたテレビ・新聞が「報道機関としての自殺行為」と言える理由(鎮目 博道) @moneygendai

    テレビ朝日ニュースデスクが解説 安倍元首相を殺害した山上徹也容疑者が恨みを抱いていた宗教団体の名前が「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」であることをテレビや新聞が報道したのは事件発生から、まる3日以上が経った昨日11日だった。 最初は警察発表に基づき、「ある宗教団体」と新聞やテレビは報じていたが、一向に名前は出さないままだった。その一方で、事件発生翌日の9日土曜日から雑誌系のメディアなどが、「統一教会」の名前を報じ始めた。その時点で海外メディアもすでに統一教会の名前を挙げていた。 しかし日テレビや新聞は参議院選挙の投票日である翌10日になっても宗教団体の名前を報じないまま、11日に統一教会が都内で記者会見を開いて初めて、統一教会であるとその名前を報道するようになったのだ。 もし、統一教会が会見をしなければきっと今でもテレビは「ある宗教団体」と報じていただろう。テレビも新聞も統一教会

    選挙後に「統一教会」の名前を一斉に報じ始めたテレビ・新聞が「報道機関としての自殺行為」と言える理由(鎮目 博道) @moneygendai
  • 【独自】「維新の会」選出の市議会議長のすさまじい暴言テープが流出!恫喝された橿原市長が刑事告発も(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    事前説明に赴いた市長に浴びせた言葉 「何で俺の発言だけ問題あんねん、お前、こらぁ!」 「ええ加減にせぇよ! お前、こらぁ! 都合のええことしやがって、われぇ」 昨年9月に録音されたデータには、すさまじい怒号が飛び交う音声が記録されている。 居酒屋での酔客同士の喧嘩ではない。場所は、奈良県橿原市議会の議長室である。なぜこのような場で、暴力団員のやりとりと見紛うばかりの怒鳴り声が響き渡ったのか。 怒声の主は、橿原市議会議長(当時)の原山大亮氏。日維新の会奈良県総支部で幹事長を務める市議である。一方、怒鳴りつけられていたのは、橿原市の亀田忠彦市長だ。 なぜ、こんな騒動になったのか。音声が録音されたのは、昨年9月15日の午前11時から開かれた会合でのこと。亀田市長と、市議会議長だった原山氏、副議長や特別委員会の委員長らが出席した。 実は奈良県では、2031年に国民スポーツ大会(旧・国民体育大会)

    【独自】「維新の会」選出の市議会議長のすさまじい暴言テープが流出!恫喝された橿原市長が刑事告発も(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
  • ADHDの「先延ばしグセ」を「すぐやる」習慣に変える4つの方法(からだとこころ編集部)

    やるべきことを先延ばしにする「先延ばしグセ」がある人には、ADHDの人が多い、と言われます。決して怠けるつもりはないのだけれど、時間配分が下手だったり、やるべきことの優先順位を「好き or 嫌い」で決めてしまったりします。特性だから仕方ない? いえいえ、特性や傾向にあわせて、「すぐやる」ことができるようになるのです! ADHDの人に見られる「先延ばしグセ」を克服する”やる気マネジメント”があると聞き、その概要をのぞいてみました。 やるべきことを始められない「先延ばしグセ」とは? 仕事や家事など、やるべきことがあるのに、なぜか始められない。周囲の人からは「だらだらして、やる気がない」と見られ、「なぜ始められないのか」「やる気を出せ」などと言われてしまう。そう言われても、「やろう」「やらなくては」という気はあるのですから、困ってしまう……。 そんな経験のある方、いらっしゃるのではないでしょうか

    ADHDの「先延ばしグセ」を「すぐやる」習慣に変える4つの方法(からだとこころ編集部)
  • 25歳で性暴力に遭い「おじさんになりたい」と思った私が15年後に得た気づき(佐野 亜裕美)

    記事では、国連の定義にもとづき、身体の統合性と性的自己決定を侵害するものを「性暴力」と表現しています。 先月、映画監督で俳優の榊英雄による俳優への性暴力被害の告発が「週刊文春」(2022年3月17日号)に報じられたのを契機に、いま、映像業界でさまざまな#MeTooの声が上がっている。『カルテット』『大豆田とわ子と三人の元夫』など数々の人気ドラマのプロデュースを手掛けてきた佐野亜裕美さんもその一人だ。 佐野さんは自身のツイッターに、2年ほど前にFacebookに友人限定で公開した投稿のスクリーンショットを上げた。そこに綴られていたのは、過去に仕事関係者から受けた性暴力を「なかったこと」にした自責の思い。 ツイートはまたたく間に拡散され、大きな反響を呼んだ。さまざまな反応を受けて、佐野さんには大きな学びがあったという。 佐野 亜裕美 プロフィール 1982年生まれ。東京大学卒業後、2006

    25歳で性暴力に遭い「おじさんになりたい」と思った私が15年後に得た気づき(佐野 亜裕美)
  • 『進撃の巨人』アニメ主題歌が、じつは世界で「ものすごいこと」になっていた…!(柴 那典) @moneygendai

    いよいよ最終回を迎えたTVアニメ『進撃の巨人』The Final Season Part 2。日にとどまらず世界中で熱い支持を集めるその人気は、主題歌の海外でのヒットにも結びついている。とても興味深い文化的な現象を生み出している。この記事ではそのことについて考察したい。 米ビルボードで6週連続1位 現在、特に目覚ましい結果を残しているのが、『進撃の巨人』The Final Season Part 2のオープニングテーマとして書き下ろされたSiMの「The Rumbling」だ。 湘南発の4人組レゲエパンク・バンドがリリースしたこの曲は、米ビルボード・ハードロック・ソング・チャート“Hot Hard Rock Songs”で6週連続1位を獲得。3月2日に公開されたミュージックビデオは公開から1ヶ月足らずで1000万回再生を突破、ストリーミング配信の累計再生回数は1億回突破(TVサイズ音源と

    『進撃の巨人』アニメ主題歌が、じつは世界で「ものすごいこと」になっていた…!(柴 那典) @moneygendai
  • 「ゼレンスキー大統領が挑発しなければ、こんなことになっていなかった」日本一のロシア通・鈴木宗男の激白(田原 総一朗,鈴木 宗男) @gendai_biz

    国内メディアは「ロシア叩き」「ウクライナ擁護」の一辺倒だ。だが一歩立ち止まって冷静になるべきでないか。田原総一朗による鈴木宗男インタビューの後編をお届けしよう(前編はこちらから)。 ウクライナの自爆ドローン挑発がそもそもの原因だ 田原総一朗 ウクライナ侵攻は世界中から非難を浴びて、思うように進撃が進まない。もしウクライナから撤退すれば、プーチンが逮捕される可能性がある。そこがああいう全体主義国家の怖いところです。進撃への展望もないし、侵略をやめたら逮捕されて殺されかねない。実はプーチンには展望なんて何もなくて、困りきっているんじゃありませんか。 鈴木宗男 ゼレンスキーがウクライナの中立化を宣言すれば、ロシア軍の侵攻はすぐに治まります。 田原 彼は絶対そんな宣言はしないよ。むしろロシア軍に殺されることを望んでいるフシすらある。 鈴木 ゼレンスキーが殺されたら、同情が集まるのでロシアは困ります

    「ゼレンスキー大統領が挑発しなければ、こんなことになっていなかった」日本一のロシア通・鈴木宗男の激白(田原 総一朗,鈴木 宗男) @gendai_biz
    kuwa-naiki
    kuwa-naiki 2022/03/24
    ロシアからおいくらもらっているのでしょうね
  • プーチンはなぜウクライナの「非ナチ化」を強硬に主張するのか? その「歴史的な理由」(浜 由樹子) @gendai_biz

    ではあまり注目されていないが、プーチン大統領は、ウクライナへの侵攻に際して「非ナチ化」という言葉を頻繁に使っている。じつはこの言葉が用いられる背景を知ると、プーチン大統領がどのような歴史的な論理でこの侵攻を正当化しているのかが見えてくる。静岡県立大学の准教授で、著書に『ユーラシア主義とは何か』(成文社)最新の訳書に『ファシズムとロシア』(マルレーヌ・ラリュエル、東京堂出版)がある浜由樹子氏が解説する。 * 2022年2月24日、ロシアウクライナに軍事侵攻を開始した。その際、ウラジーミル・プーチン大統領は、「特別軍事作戦」の目的をウクライナの「非軍事化」と「非ナチ化」だと説明し、停戦交渉にあたってもそれらを条件として提示している。 この「非軍事化」ないし「中立化」については、ウクライナNATO加盟問題と絡めて多くのメディアで解説されてきたが、「非ナチ化」についてはほとんど注目されてい

    プーチンはなぜウクライナの「非ナチ化」を強硬に主張するのか? その「歴史的な理由」(浜 由樹子) @gendai_biz
  • なぜウクライナに侵攻したのか、極端に臆病で貧しい軍事大国ロシア (野口 悠紀雄) @gendai_biz

    ロシアの1人当たりGDPは日の4分の1で、マレーシアと同じくらい。先進国には入らない。輸出の大半が原油なので、原油価格が下落すると、経済が痛手を受ける。それに加えて西側の経済制裁があったため、経済が大きく落ち込んだ。それにもかかわらず、なぜウクライナに侵攻したのか? ロシアは何と貧しい国! ロシアは、多くの日人が想像しているよりずっと貧しい国だ。 百聞は一見にしかず。グーグル・ストリートビューで歩いて見ると、よくわかる。どんな都市に行っても、都心部には立派な建物が並んでいるが、そこから離れると、驚くほどの貧しい町並みになる。 シベリア鉄道の終点ハバロフスク中央駅は、壮大な建物だ。しかし、一歩裏に回ると、道路は水溜まりだらけで、掘立て小屋のような家もある。その様子をこの「風景」(クリックすると開示)でご覧いただきたい。 中央の遠景に、中央駅の壮大な建物が見える。ここは、東京でいえば皇居前

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  • 町長が「殺すぞ」と住民を威嚇…福岡県の“とある町”の「危険な黒歴史」(週刊現代) @gendai_biz

    警察が出動する大騒ぎに 「この町の常識は、他の自治体の常識とはまるで異なります。町長と、その取り巻きによって町全体が支配されている。ここには民主主義なんて存在しないのです」 こう語るのは、福岡県田川郡大任町の町議会副議長・次谷隆澄氏だ。 2月3日、大任町町長の永原譲二氏(68歳)が20代の男性町職員に特殊警棒を出して脅したとして、暴力行為等処罰法違反の疑いで書類送検された。 「町長を批判するビラを配っていた町民たちの前に、10名以上の人数を引き連れた永原氏が現れて『殺すぞ』と怒鳴りつけて威嚇したのです。 現場となった町の集会所の駐車場には、町長の支持派と反対派あわせて数十人が集まり、警察が出動するほどの大騒ぎになりました」(捜査関係者) さながら任侠映画のワンシーンだ。この件について町役場に問い合わせてみたところ、総務課の担当者はこう答えた。 「市民活動をするグループに、町の職員がいるとい

    町長が「殺すぞ」と住民を威嚇…福岡県の“とある町”の「危険な黒歴史」(週刊現代) @gendai_biz
  • これから「みずほ銀行」に起こる、ヤバすぎる現実…システムの「爆弾」を誰も処理できない(週刊現代) @moneygendai

    今年8月に発生したみずほ銀行のシステムトラブル。実は19年前にもこれに似たケースが起こっていたことを【前編】『「みずほ銀行」のシステム障害はなぜ防げなかったのか…エンジニアを見下す「悪しき体質」』で報じた。多発する「システム障害」の爆弾を抱えた同行は今後どうなっていくのか…? 隠れていた「古の言語」 全体像の見えない「バベルの塔」と化したみずほのシステム。その成り立ちとは、どのようなものなのか。 過去に2度、みずほは大きなシステム障害を起こしている。1度目は前編でも触れた、'02年の3行統合に伴う混乱だ。 統合時、みずほは旧3行が使っていた複数の異なるシステムを生き残らせたまま、「ゲートウェイ・システム」と呼ばれる中継プログラムでそれらを繋ぎ合わせるという方針を打ち出した。 だが、この建て付けそのものに難があった。当時の事情を知るみずほ行員が言う。 「勧銀は富士通製のメインフレーム(大型コ

    これから「みずほ銀行」に起こる、ヤバすぎる現実…システムの「爆弾」を誰も処理できない(週刊現代) @moneygendai
  • 「少女を埋める」論争が文学史上「奇妙」と言える“3つのワケ”(飯田 一史) @gendai_biz

    で「プライヴァシー権」が初めて法的な争点となった三島由紀夫の「宴のあと」事件や、最高裁にまで争いが及んだ柳美里の「石に泳ぐ魚」事件をはじめ、作家が特定の人物をモデルに書いた小説をめぐって無数のトラブルが生じてきた。 そのもっとも新しいケースが文藝春秋社の文芸誌「文學界」2021年9月号に直木賞作家の桜庭一樹が「初めて私小説の形で書いた」(8月6日のTweetより)という「少女を埋める」をめぐって、「朝日新聞」の文芸時評で同作を取り上げた翻訳者の鴻巣友季子と桜庭との間で交わされた論争である。 同作は桜庭を思わせる東京在住の作家・冬子が入院中の父が長くないと母から聞き、7年ぶりに故郷の鳥取に帰るところから始まる物語なのだが――モデル小説歴史から見ると、今回のトラブルはきわめて奇妙な点がいくつかある。 日の近現代文学上のモデル小説のトラブルの歴史を扱った『プライヴァシーの誕生』(新曜社)

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  • 信頼できるのは「HIKAKIN」。筋を通さない大人たちに15歳が言いたいこと(太田 奈緒子)

    10代の新型コロナワクチン接種も広がる中、接種した(していない)体験を、中学3年生を中心に取材し、『「打ちたいけど親が打たせてくれない」コロナワクチン15歳7人に聞いた様々な事情』という記事でまとめた。 その取材の際に、ワクチン接種以外にも、コロナ禍のモヤモヤを子どもたちは口にした。確かに、昨年は3か月に及ぶ休校も体験し、今も幾度目かの緊急事態宣言が延長されている状況の中、息子が当時通っていた中学校でも行事は次々に中止、延期となり、高校受験にも影響が出た。彼らはこれをどのように受け止めているのだろうか。 さらにはワクチン接種を巡って対立したり、感染予防のルールを破って羽目を外す大人、迷走を続ける政府の対応をどう眺めているのだろう。取材で上がった声を中心に、コロナ禍に子どもたちが今抱える音を探ってみた。 障害だらけ。コロナ禍中の受験 コロナ禍は来春、高校を受験する中3生たちにどんな影響を与

    信頼できるのは「HIKAKIN」。筋を通さない大人たちに15歳が言いたいこと(太田 奈緒子)