「ふるさと沖縄の歌碑・石碑・石造物写真集」を自費出版した古堅宗久さん=5月9日、うるま市 【うるま】うるま市に住む元教員の古堅宗久さん(77)が、県内の歌碑や石碑などの碑文や歴史を紹介する「ふるさと沖縄の歌碑・石碑・石造物写真集」の第三版を自費出版した。奄美大島や県内離島にある歌碑など、約250点の写真が分かりやすい説明文と共に収録されている。 古堅さんは「歌碑の歴史を調べると、先人の胸の内や文化をひしひしと感じることができる」と話す。趣味のカメラで風景写真を撮影した際、歌碑が写り込んだのがきっかけで、その歴史をひもとくようになった。 第一版を出版したのは2004年で、約10年間かけ愛機の二眼レフでの写真撮影と資料収集をした。図書館や友人などに贈っていたところ、多くの問い合わせがあり、版を重ねて第三版までに計900冊を出版した。 本を手に取った人たちからは「沖縄の文化を見直した」という声も
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