SaaSと規模の経済の話をする前に、規模の経済とは何かを簡単に説明しておこう。 まず、事例としてパッケージソフトのビジネスを考えてみよう。あるパッケージソフトの開発に要したコストが1億円で、このソフトをCDに格納し、説明書をつけてパッケージにして販売するコストを1本につき1000円かかると仮定しよう。 もし、このソフトを1万本生産すれば、総コストは1億円+1000円×1万本=1億1000万円になる。1本当たりのコストは1万1000円である。10万本の場合には、総コストが2億円(1億円+1000円×10万本)となり、1本当たりだと2000円になる。同様に100万本だと総コストは11億円(1億円+1000円×100万本)、1本当たりのコストは1100円になる。生産数量が増えれば増えるほど、1本当たりのコスト(平均コスト)が急激に低下することがわかる。 次に、販売価格(量販店や卸売に販売する価格
半導体市場に関する調査 アナリストが半導体市場の動向を解説した動画をIDC JapanのYouTubeチャンネルで公開しています。IDCのグローバルで継続的な調査/分析をぜひご覧ください! 詳細はこちら IDC ウェビナー(ライブ/オンデマンド) IDCのアナリストが国内外の最新データを基に注目市場の最新動向、ITベンダー/ITバイヤーが今後考慮すべきポイントを解説します。 詳細はこちら 後戻りはできない:AI Everywhere(どこでもAI)時代が技術市場に与える決定的な変化 Generative AI(生成AI)の台頭とそれがテックカンパニーに与える影響を解説したブログです。 詳細はこちら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く