―― 片山さんは新著『皇国史観』(文春新書)で、戦前に力を持った「皇国史観」のルーツや、それが今日まで影響を及ぼしている様を描いています。戦前の皇国史観では、日本は古代から天皇を中心とする国だったとされましたが、片山さんはこうした考え方が生まれたのはあくまで近代になってからだと指摘しています。 片山杜秀氏(以下、片山):もちろん神話以来、天皇は連綿と続いていますが、ただ続いているのと、絶対的に存在するのとでは大きな違いがあります。明治になってからの新しい仕組みとそれを正統化する史観と考えると、けっこう新しい。 江戸時代の日本は田沼意次の頃から西洋の侵略の危険に怯えるようになり、黒船来航で一気にエスカレートします。ところが国防のための対応が取りにくい。武士もいれば町人もいる。人々は身分に隔てられて連帯できない。また、空間的にも諸藩によって分断されている。それでは国家と国民の総力の結集はあり得
2009年民主党政権の一員として国会議員のスタートを切った。12年に落選。14年に民主党で2期目の当選。17年には無所属で3期目の当選。立憲民主党への入党・離党を経て、現在国民民主党に所属している。 これが私の履歴だが、率直にいって、旧民主党のコップの中での野党議員の動向など、多くの国民にとっては関心の範ちゅう外であろう。だからこそ、この「旧民主党のコップの中の嵐」を卒業すべく、野党共闘のまとまり圧力からの脱却を提案したい。 12年の下野以降、野党は「バラバラ」批判を恐れるあまり、「まとまれ」圧力に身を投じ、魅力的な政策提示機能を十分に果たしてこなかった。とりわけ衆院選が近くなれば、その傾向は強くなり、現時点はそのピークといえるだろう。野党はまとまらなければならないという強迫観念にかられ、それが各政党の活発な議論の足かせになっている。まとまるためには政策を「玉虫色」にしなければならないが、
東京都発表の新型コロナウイルス感染症陽性者は、どういうわけか毎週木曜日に増えるのだが、今週もそうだった。それに、最近は早い時間帯に情報がリークされるようになった。どうなっているのか、プロセスははっきりしない。小池都政は「ガラス張り」からはほど遠いようだ。 以下、NHKニュースより。 www3.nhk.or.jp 以下引用する。 東京都 新たに300人以上 感染確認 300人以上は初 新型コロナ 2020年7月23日 13時55分 東京都の関係者によりますと、23日、都内で新たに300人以上が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。都内で1日の感染の確認が300人以上となるのは初めてです。また、100人以上は15日連続です。 都は、小池知事が22日、「これ以上の感染拡大を何としてでも食い止めなければいけない」と述べ、都民に対して、23日から始まった4連休中はできるだけ
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