20211203 AWS Black Belt Online Seminar AWS re:Invent 2021アップデート速報
Flash Playerに存在した、 セキュリティ制限をバイパスすることができた問題について書きます。この問題は2013年11月10日にAdobeに報告し、2014年3月のアップデートで修正されました。 http://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsb14-08.html These updates resolve a vulnerability that could be used to bypass the same origin policy (CVE-2014-0503). 早速どのような問題だったか書いていきます。 (なお、本問題はFirefoxにインストールしたFlash Playerでしか再現しませんでした。) loader.load() という関数があります。この関数は、画像やSWFなどをSWF上にロードす
ECMAScriptの仕様では、0x0A/0x0D以外にU+2028/2029の文字も改行とすることが明記されています。 これはあまり知られていないように思います。 以下はアラートを出します。 <script> //[U+2028]alert(1) </script> 知られていないだけでなく、知っていたとしても、スクリプトで文字列を処理するときに、U+2028/2029まで考慮する開発者がどれだけいるのかという話です。 実際、U+2028/2029を放り込むと文字列リテラル内にその文字が生のまま配置され、エラーが出るページは本当にたくさんあります。まあ、エラーがでるだけなら、大抵の場合大きな問題にはなりません。 ところが、U+2028/2029によってXSSが引き起こされてしまう場合というのを最近実際に見ました。 Googleのサービスで見つけた2つのケースを取り上げたいと思います。 ケ
ストリーミング・ジャパンが以下のURLで提供しているFlash動画プレイヤーの「ふらだんす」に存在し修正された、僕が報告した3件のXSSについて書きます。 http://www.streaming.jp/fladance/ 更新しましょう 2013年4月12日に提供されたバージョン 2.1.5以降 を使っていなければXSSの穴をサイトに作っていることになります。一応「ふらだんす」の上で右クリックすると使っているバージョンがわかるので脆弱かどうか確認できますが、こういったFlashの動画プレイヤーの更新情報をちゃんとチェックしている人はほとんどいないと思うので、最近導入した人でなければまず脆弱なものを使っていると思います。心当たりがある人は「2.1.5」に更新しましょう。あるいは使っているサイトをみかけたら教えてあげましょう。 これ以降は技術的な話です。 技術的な話 あらかじめことわっておく
もばいる全盛感のある世間的には今更,FLASH なんてどうでもいいし,swfobject.js 自体 2009年から更新されてないから,こんな古いものをと言われかねないような話ではあるものの,日本語での言及をあまり見てないし,つい先日もさる通信キャリアがトップページでやらかしてて多分知られてないんだろうなと思ったので書こうと思った次第. swfobject.js とは何か この記事の対象読者にとっては説明するまでもない話とはおもうけど一応前置きとして説明しておくと,swfobject.js は FLASH を web ページに埋め込むための JavaScript のライブラリ.クロスブラウザ対応してたり,面倒な HTML-tag のお作法を覚えなくても良くなったりとでデファクトスタンダードな感じのモノ.2007年とちょい古いがリクルートMTL の SWFObject v2.0 ドキュメント
Shift_JISにすると、UTF-8でひらがなの「く」を構成する「0xE3818F」の先頭2バイトが、まず「縺(0xE381)」という文字と解釈され、残った「0x8F」が、後続の、二重引用符のエスケープシーケンスである「\(0x5C)」と1つの文字、「十(0x8F5C)」を作ってしまうのです。これにより、エスケープシーケンスがなくなった二重引用符は、そこで文字列リテラルを閉じることになります。こうして、その後ろに書かれたアラートが動いてしまうという訳です。 つまりこれは、攻撃者に誘導され、ユーザー自身が文字エンコーディングを切り替えた場合、本来XSSがないページでもXSSが起こせる場合があるということです。 IE以外のブラウザは、親フレームのエンコーディングを変更した場合、クロスドメインでも子フレームのエンコーディングまで変更するので、こんな誘導の仕方もできます。 http://l0.c
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く