結婚のハードルの一つとして挙げられるのがお財布事情。いまどきの20代は世帯年収でどれほどの額面が確保できれば、結婚を考えるようになるだろうか。SMBCコンシューマーファイナンスが2018年12月に発表した調査「20代の金銭感覚についての意識調査2018」(※)の結果を基に確認する。 次に示すのは択一で答えてもらった「世帯年収がこれぐらいなら結婚を考えてもよい」とする額。棒グラフはそれぞれの回答率、折れ線グラフは累積回答率。後者はその額面なら結局どれだけの人が考えるか。例えば「300万円」と答えた人そのものは8.1%しかいないが、「世帯年収300万円を提示されれば結婚をしようと考える人」の総計は「300万円」の回答者以外に「200万円」「年収問わず」も含まれるため、累計の30.8%となる。 ↑ しようと思える世帯年収は(結婚、円)(2018年)具体的金額区分別回答率では500万円がもっとも多