監督の仕事というのは、正解のわからないことが多いですね。正解のない答えを求めて、考え続けるわけです。そして、現実の結果に対して責任を負う。それが、監督の仕事ですね。勝利という結果が出ればうれしいですけど、全てはプロセスが勝負なんです。スポーツとは、そういうものじゃないでしょうか。
登壇者 川淵三郎(財団法人日本サッカー協会 会長) 岡田武史(日本代表チーム 監督) ■W杯に行くため、すべてを尽くす 川淵 オシム監督が倒れて、今日でちょうど3週間になります。奇跡的な回復と言われていますが、まだ予断を許さない状況が続いています。ただ、全面的にではないですが意識がある程度戻り、ご家族の皆さんといろいろな話ができる状況まで回復したことはわれわれもうれしく思っています。この間、日本各地、世界各国からお見舞いや励ましの言葉をいただきましたこと、順天堂大学浦安病院で院長さんをはじめ関係者の方々に献身的な治療の努力をしていただきましたことに、日本サッカー協会を代表して、オシム家に代わって、心から厚く御礼を申し上げたいと思います。 こういう状況をオシム監督はまだ十分把握しているわけではありません。そうした中で、苦渋の決断をして新たな監督を選ぶというのは私たちにとっては厳しい状況で
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