さて。昨今のコロナ禍でガレージに引き籠ってばっかでやることも尽きて来たのでふと思った事を綴ります。 現状もなんだか災害に近い雰囲気がありますが、今回は物理的に街が破壊された災害時のバイク事情のお話。 もうあれから9年が経過しましたが私の住む宮城県石巻市は東日本大震災で甚大な被害を受けました。 インフラが寸断され物資の供給も断たれ道端で焚火で暖を取る人、道端に横たわる御遺体に手を合わせる人…もう近代の日本国とは到底思えない状況でした。 そんな中で一般の被災者である私のとてつもなく心強い相棒となってくれた武器。それは一台のバイクでした。 これは石巻市の沿岸部にある製紙工場の付近。本来なら道路と工場の広い駐車場があったのに破壊された家屋が押し流されてきて見る影もない。 まるで絨毯爆撃を受けたような有様。ここ一帯は平和な街だったんだぜ? 有難い事に全国からのご支援で最低限の移動路は迅速に確保された