第Ⅱ部 外邦図の所在と特色 第1章:日本および海外における外邦図の所在状況と系譜関係/久武哲也・今里悟之 第2章:国立国会図書館所蔵の外邦図/鈴木純子 第3章:在アメリカ外邦図の所蔵状況 ―議会図書館とアメリカ地理学会地図室の調査から―/今里悟之・久武哲也 第4章:旧日本軍撮影の中国における空中写真の特徴と利用可能性/長澤良太・今里悟之・渡辺理絵・岡本有希子 第Ⅲ部 外邦図の構成 第1章:陸地測量部外邦図作製の記録 ―陸地測量部・参謀本部 外邦図一覧図―/長岡正利 第2章:台湾の諸地形図について/清水靖夫 第3章:日本統治機関作製にかかる朝鮮半島地形図の概要/清水靖夫 第4章:樺太の地形図類について/清水靖夫 第5章:北方領土・千島列島の地形図類/清水靖夫 第Ⅳ部 外邦図の作製過程 第1章:植民地化以前の韓半島における日本の軍用秘図作製/南 縈佑 第2章:アジア太平洋地域における旧日
プロジェクトの概要 外邦図研究プロジェクトについては、以下の文献(PDFファイル)において解説されています。 小林 茂(2006)「近代日本の地図作製と東アジア:外邦図研究の展望」E-journal GEO (日本地理学会)1(1)、52-66頁。(PDFファイル) Kobayashi, Shigeru (2012.3) 'Japanese mapping of Asia-Pacific areas, 1873-1945: An overview'. Cross-Currents: East Asian History and Culture Review, No. 2, 38p. (PDFファイル) ニュース 2017年2月に、小林茂編/岡田郷子・小林茂・小林基・鈴木涼子・波江彰彦・鳴海邦匡・藤山友治・山近久美子・山本健太・渡辺理絵著(2017.2)『近代日本の海外地理情報収集と初期外邦
明治から第2次世界大戦終戦まで,日本における地図製作は旧陸軍参謀本部・陸地測量部が行っていました。そこでは日本領土以外の地域すなわち外邦の地図も作成されており,「外邦図」とはこれをさします.旧日本領土の地図も現在は「外邦図」と呼ばれています.「外邦図」の縮尺は1/5万〜1/10万程度のものが多く,その作成範囲は,北はアラスカ,東は米国本土の一部,南はオーストラリア,西はパキスタン,アフガニスタンの一部,マダガスカルに及びます.その作成方法は様々で,日本の測量隊が測量,図化したものだけでなく,他国の地図を複製したものや,密命により作成されたものもあります. 軍事目的の地図であったため,ほとんどは機密扱いとされ,敗戦直後にはその多くが処分,接収されました。一部について,研究者らの尽力により,東北大学などに運び込まれ,またさまざまな経緯を経て,現在,京都大学,お茶の水女子大学,東京大学,広島大
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