寝付きが悪い、眠りが浅いなど、睡眠に関するトラブルに悩まされている人も多いようですが、いい仕事をするには、いい睡眠をとることがとても重要です。睡眠を科学するブログ「Sleepdex」によると、就寝中は体温が下がるので、眠っている間に体温を適切に保つことが、いい睡眠には大切とあります。 最近のオランダの研究で、睡眠の質には温度がいかに重要かということが分かりました。被験者にサーモスーツを着てもらうと、体の中心温度の影響を受けることなく、皮膚温度を下げることができました。その変化は劇的で、夜の間中ほとんど目覚めることなく、第3~4段階の睡眠(深い睡眠状態)の時間の割合が増えたのです。年配の人や、不眠症に悩まされている人の方が、より顕著にその効果が表れました。就寝中の皮膚温度の低下が0.4度だと、早朝に目が覚める確率が0.58から0.04まで下がりました。 同じ研究で、ナルコレプシー(日中でも急