マイクロソフトは12月1日、同社のMicrosoft 365の新機能である「プロダクティビティ・スコア」が、従業員のプライバシーを侵害しているとの批判を受けて、各従業員のデータにアクセスする機能を削除すると発表した。 プロダクティビティ・スコアは、Microsoft 365のビジネスプランに加入した企業が、各従業員のマイクロソフト製品の利用動向を把握するためのツールで、上司たちは、例えば、従業員がMicrosoft Teamsを何時間利用したか、あるいは、先月の会議でカメラがオンになっていた回数などを確認可能になっていた。 この機能に関して各方面から強い批判が巻き起こった結果、Microsoft 365のバイスプレジデントのJared Spataroは公式ブログで、「今後はプロダクティビティ・スコアから、個々のユーザーの利用データにアクセスできなくする」と述べ、従業員を監視する機能を完全に