【読売新聞】 千葉県松戸市のぬいぐるみ人形劇団「劇団こぐま座」の事務所駐車場からトラックが盗まれた事件で、茨城県警鉾田署は12日、いずれも中古車販売業でナイジェリア国籍の男(48)(水戸市姫子)と、ウガンダ国籍の男(45)(千葉市花
「やまのおこめガチャ」を企画した加藤さん(左)と仕入れ先の確保などに尽力した須藤さん(3日、山形市の東北芸術工科大で) 「米離れ」が指摘される若い人に米を炊いて食べてもらおうと、東北芸術工科大(山形市)の学生が、「ガチャガチャ」で県産米を販売するプロジェクトを始めた。持ち運びやすく、食べきりやすいサイズが魅力で、企画した学生は「ガチャガチャで楽しみながら、山形のお米のおいしさを同世代の人々に知ってもらいたい」と話している。 プロジェクトは「やまのおこめガチャ」。同大グラフィックデザイン学科3年生の加藤結香さん(21)が発案した。300円を入れてハンドルを回すと、県産米の「はえぬき」「つや姫」「コシヒカリ」のいずれかが出てくる。一つ300グラム(2合)と、食べきりやすいサイズだ。 加藤さんは昨年、授業で「山形県の秋の魅力をどう伝えるか」という研究課題に取り組んだ。様々なアイデアを巡らせるうち
大分、愛媛の両県を結ぶ「豊予海峡ルート構想」の実現を目指す大分市は、新幹線用の海底トンネルを整備した場合の調査結果をまとめた。 JR大分(大分市)―松山駅(松山市)間で1日往復32本の運行が可能で、最速約36分で結ぶことができるとし、1日当たり約6800人が利用すれば採算性が確保できると結論づけている。 大分市は2016年度、トンネルと橋、鉄道と道路を組み合わせた計11パターンの概算事業費を試算し、新幹線(単線)を海底トンネルで通す場合が最も安い6800億円になると導き出した。この海底トンネル案が最も実現可能性が高いとして、今年度は専門業者に委託してルートやダイヤ、営業損益などを調査した。 調査結果によると、単線のため、すれ違いや追い抜きに必要な中間駅を大分市佐賀関、愛媛県伊方町、同県大洲市付近に設けた場合、松山駅から大分駅に直行する下り列車の所要時間は約36分、上り列車は約43分となり、
隕石 ( いんせき ) に含まれる鉄を使って明治時代に作られた希少な日本刀「流星刀」が、小樽市の龍宮神社に奉納された。 流星刀は、旧幕臣で北海道開拓にも貢献した榎本武揚(1836~1908年)が私財を投じて作らせた刃渡り約19センチの短刀だ。家宝として大切に保管してきた、ひ孫の隆充さん(82)(東京都在住)が、武揚が創建した同神社に託すことにした。 科学技術に通じていた武揚はロシア公使在任中、同国で隕石で作った刀を見る機会があり、自分も作ってみようと、富山県で発見された隕石を購入。依頼を受けた刀工が1897年(明治30年)、隕石から鉄を取り出し、大小計5本の刀を作った。1本は皇室にも献上されたという。武揚はこの件を論文にまとめ、学術誌に寄稿している。 流星刀は20日に奉納され、本間公祐宮司(50)は「榎本公の命をお預かりするつもりで、大切に保管したい」と語り、一般公開は行わないという。
福岡市博物館(早良区百道浜)が期間限定で毎年公開する福岡藩祖・黒田官兵衛ゆかりの国宝「刀 名物 圧切 ( へしきり ) 長谷部」を一目見ようと、「刀剣女子」が全国から押し寄せている。 刀を擬人化したゲームで注目が高まり、多い日には3~4時間待ちの盛り上がりだ。同館は「人気が続いてくれれば」と歓迎している。 「圧切長谷部」は刀工・長谷部国重の作で、1575年(天正3年)、官兵衛が織田信長に毛利攻めを進言した際、信長に与えられた。今年から写真撮影を可能にし、31日まで展示する。 「刀剣女子」の火付け役は、オンラインゲーム「刀剣乱舞」とされる。ゲームの中の「圧切長谷部」は美形だ。今回の来館者の9割近くが女性で、大半は10~30歳代。北海道や関西のほか、香港など海外からも訪れ、5日の公開から1週間で通常の月間来館者数(6000人程度)を超えた。同館は、今月は2万人に達するとみている。 ゲームで刀
東京ビッグサイト(東京都江東区)で2008年8月、日本オーチス・エレベータ(東京)が製造し、保守管理を請け負っていた上りのエスカレーターが逆走し、乗っていた10人が負傷した事故で、国土交通省の昇降機等事故調査部会は19日、「部品の溶接不良や固定ボルトの緩みでモーターの位置がずれたため、エスカレーターに動力を伝えるチェーンが緩み、上昇力が十分に伝わらなくなったことが原因の可能性が高い」などとする調査報告書を公表した。 事故は、アニメ関連グッズの展示即売会が始まった直後に発生。入場者は1階から会場のある4階に直接向かうエスカレーターに乗り込んだが、先頭が4階に達した時にエスカレーターが逆走し、約50人が転倒、うち10人が負傷した。 事故当初は重量超過が原因との見方もあったが、同部会が当時の映像を分析したところ、全84段あるこの事故機に乗っていたのは最大125人で、この機種の積載荷重とされる「体
◇府100億円、箕面市160億円負担 府北部を走る北大阪急行(北急)を千里中央駅(豊中市)から北へ2・5キロ延伸し、箕面市内に2駅を新設する計画について、府と箕面市、運行会社の北急と親会社の阪急電鉄は31日、総事業費約650億円の負担割合などを盛り込んだ基本合意書を結んだ。今後、府議会の議決などを経て2015年度末までに基本協定を結び、20年度の開業を目指す。 基本合意した建設費の内訳は▽国約260億円▽箕面市約160億円▽府約100億円▽北急約80億円――で、車両製造費約50億円を国と箕面市が折半する。 新駅は、同市船場東3付近に「箕面船場」(仮称)、同市西宿1付近に「新箕面」(同)が設置される。
東京と埼玉を結ぶ東武東上線の各駅を舞台に、沿線住民らの何気ない哀歓を描いた短編小説集「東上線各駅短編集」を、小説家曠野(ひろの)すぐりさん(44)が出版した。 東武鉄道が運行するほかの日光線などと比べて、「いま一つパッとしない路線だが、それがかえって魅力」と話している。 曠野さんは2009年には、JR中央線沿線を舞台にした小説を今回の出版社「まつやま書房」から自費出版した。その後、担当編集者との間で、同じ東武鉄道でも伊勢崎線は東京スカイツリー、日光線は日光など沿線固有のイメージがあるのに、東上線は特色があまりないと話題になった。肉卸売会社を営む一方、電車に乗って駅周辺を歩き、思い浮かんだストーリーや情景をメモに書き留めながら書き進めた。東京都東村山市在住だが、妻の実家が東上線沿線にあり、親しみをもっていた。 小説は、志木や坂戸など主に駅ごとに1話完結で、計39編。志木駅の物語は、税理士の男
戦隊ヒーロー役で活躍した俳優の植村喜八郎さん(51)がヒーローファンの聖地・秋葉原で人命救助し、神田消防署から12日、消防総監感謝状を贈られる。 植村さんは仕事帰りの今月3日午前10時頃、JR秋葉原駅のホームで高齢の男性が倒れているところに通りかかった。男性は心肺停止状態。駅員らと心臓マッサージや人工呼吸、自動体外式除細動器(AED)を使った懸命の救命処置を行った。男性は処置中に息を吹き返し、病院に搬送されて一命を取り留めた。 植村さんは1986年~87年にテレビ放映されたスーパー戦隊シリーズ「超新星フラッシュマン」でグリーンフラッシュ役を演じた。役の影響もあって、「自分も何か人助けができるんじゃないか」と考えていたところ、ヒーロー仲間の時田優さん(53)に誘われ、救命救急講習に参加。6年程前から、区役所や小学校などで救急法を教えるボランティアをしている。
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