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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (6)

  • 英語の敵は刷り込まれた苦手意識 - 雑種路線でいこう

    僕は英語が嫌いだ。英語の成績が理由で中学で留年し、高校を中退し、大学受験で浪人し、大学でも留年した。英語に翻弄された人生といっていい。ところが不思議と英語と接する機会はあってWIREDとかBYTEは予備校時代から定期購読していたし、学生時代から仕事海外取材に行ったり、台湾に仕入れに行ったり、来日しているベンチャーの社長をインタビューしたり、西海岸のベンチャーをデューデリする機会に恵まれた。25で外資の日法人に転職し、去年から上司は米国人、チームの同僚は十数ヶ国に散らばっている。 毎日のように英語を使う仕事になってTOEICのListeningこそ改善したがReadingは相変わらずひどい。うちの新卒採用の世評を聞き「俺、新卒じゃこの会社に入れないじゃん」とか青くなったことも。苦手だからといって逃げる訳にもいかず、拙い英語で日々の業務をこなす。 中学生のころ、どうせ英語なんか使うのは商社

    英語の敵は刷り込まれた苦手意識 - 雑種路線でいこう
  • LIBRIeとKindle - 雑種路線でいこう

    無駄遣いを自覚しつつSONY Readerに続いてKindleも買った。タッチパネル中心でシンプルなSONY Readerに対してボタン中心のKindleで随分とUser Experienceが違う。例えば辞書を引く場合にKindleで十字キーを使って辿るよりはSONY Readerで単語をタッチする方が簡単だが、タッチパネルは多少テカるし、指で触ると画面が汚れるのが気になるがペンを出すのは面倒だ。KindleのQWERTYキーボードはショップや検索とか駆使するには便利かも知れないが、僕の使い方では出番がない割に場所をとりすぎる。メールの受信だけでなく送信もできると、もっとキーボードを使うのかも知れない。 大根田CFOが考える両者の違いは、(1)日では、電子書籍端末より携帯電話を使って文字や画像を見る文化が強いこと、(2)出版業界が日米でかなり違い、日では新刊がなかなか電子書籍化できな

    LIBRIeとKindle - 雑種路線でいこう
  • パスワードによるログイン管理の陳腐化と 制度整備の検討 - 雑種路線でいこう

    Web屋さんのいう通り、パスワード管理にハッシュ関数を使わないサイトに問題があるんだけど、現実には難しいだろうね。どのサイトがセキュリティに配慮しているかなんて利用者からは分からないし、それぞれ別々のパスワードを設定したらメモするなり別の穴が出てくる。そろそろWebサイト別のID・パスワードという認証スキームが破綻しつつある気がするんだけど、じゃあOpen-IDか?というと敷居が高いし、PKIやWindows CardSpaceといった技術も普及の気配はない。 パスワードの管理にハッシュ関数を使う、それだけじゃ同じパスワードだと同じハッシュ値になるからソルトもまぶして、みたいな技って昔UNIXを齧った奴なら常識だよね。あれからシャドーパスワードとかPAMとか出て、少しだけ複雑になったけど。最近のWeb開発屋って、パスワードも住所も同じフィールドって認識しかないのかな。最近はログイン画面をS

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  • 文化とCGMの陥穽、ブログエントリの歴史性 - 雑種路線でいこう

    休日の時間を持て余していると、ついPCへ向かってマイミクの日記やらtwitterやらRSSリーダーの未読エントリやらホッテントリを読み終え、いま読むべきものはないかと不機嫌になり。平日は仕事メール、個人メールと並行して、もっと数の多いエントリを消化しているのだから土日ともなればそんなものだろう。けれど時々、文藝春秋とか中央公論を開き、司馬遼太郎とかを読むと、こっちの方がずっと有意義だよなぁと嘆息。おやじっぽいが。 ホッテントリ的馴れ合いって明らかにジャンルは違うけど、何かこうバラエティの延長という気がする。話題は時に真面目でも、結局は空気を読み合いながらの即興で、島国の片隅にあるはてな村の井戸端に閉じている。ここはこれでいいんだろうし、裾野を広げたってNewsingみたく芸能ゴシップみたいなエントリが増えるのも御免だし。できれば緩やかに繋がって、自分と近い関心領域のエントリを推奨されるとい

    文化とCGMの陥穽、ブログエントリの歴史性 - 雑種路線でいこう
  • 魔法は優れた技術の追憶かも知れず - 雑種路線でいこう

    リアルな空間にタグをつけて撮影を妨げる様を想像して「それって何て結界」とか考える。コマンドって呪文だし、ストビューに対するタグによる結界とか、当に意味のある「おまじない」が増えてくるのかな。もし昔の迷信が、実際そういった符号を解釈する系を持つ文明があった時代の名残だったとしたら。。。 過去の文明はともかく逆を考えたとき、例えば複雑なサプライチェーンに依存した現代のIT技術が、自然災害や戦争、石油枯渇で文明としては継承されず、けれども種としての人類が生き残ったときに、紙に印刷されたプログラミング言語の教科書とか、メインフレームやパソコンの残骸を発見した未来の文明は、過去の文明がコンピュータを持っていたという記憶を迷信と嗤い、宗教とか呪術の一種と解釈しても不思議ではない気もする。 AR技術を世に問うときも新しいジャーゴンを量産するよりは、魔法のメタファーをうまく活用した方が直感的で分かりやす

    魔法は優れた技術の追憶かも知れず - 雑種路線でいこう
  • 精神に影響を及ぼす表現であっても規制されるべきでない - 雑種路線でいこう

    残虐なゲームが犯罪に与える影響についてはメディアスタディの先行研究が結構あるので、新たに調査・研究したところで大きく結論が変わるとも思えないが。現政権ならそういうことに予算を出すかも知れないし、研究が捩じ曲げられるのでなければ、社会学者の仕事が増えるのは悪い話じゃない。思い込みと勢いで規制するよりは、まず調査・研究するという殊勝な姿勢って大事だよ。 ゲームとこうした事件には関連性がないと主張する人たちもいるが、当に関係がないのかあるのか、そろそろ日でも格的にゲームが精神におよぼす影響について調査・研究するべきではないか。 調べてみないことには影響の有無は分からないけれども、仮にエロゲーと福祉犯との相関とか、残虐なFPSとナイフを使った犯罪との相関とか、そういうのが立証されたとしよう。ゲームだけじゃなくて、例えば戦隊モノ番組といじめの相関とか、クレヨンしんちゃんと児童のコドバの乱れとの

    精神に影響を及ぼす表現であっても規制されるべきでない - 雑種路線でいこう
    labocho
    labocho 2008/07/05
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