去年10月に開幕予定だった中東初となるドバイ万国博覧会(EXPO2020)は、コロナの影響で1年遅れの今年10月1日に開幕となった。 イタリアからは、ミケランジェロのダビデ像を3Dプリンターで再現した作品が展示される運びとなったが、この展示を巡って揉めに揉めた。 ダビデ像といえば、ありのままの姿見せるのよ系である。全裸だからこその美しさがそこにあるのだが、イスラム圏ではヌードはご法度である。 様々な代替え策が出されたが、結局は隠すことで展示が決まったようだ。 ドバイの博覧会に展示するダビデ像のいちもつ問題が勃発 6か月にわたり開催されるこの博覧会には、日本を含む192か国が参加し、各国が様々な作品を出展する。 イタリアは、ミケランジェロのダビデ像レプリカを3Dプリンター作って展示することに決定。スタッフらが去年初めからその作業に取り掛かっていたが、ある問題に直面した。 保守的なイスラム教徒