機械翻訳の出力がほぼそのまま、こともあろうに書籍という形で世に出てしまった「アインシュタイン事件」はまだ記憶に新しいところです。 リンク: 悲惨すぎる翻訳-『アインシュタイン その生涯と宇宙』: Buckeye the Translator 翻訳業界的にはミートホープ事件並の激震だと思います。 これを機に機械翻訳の利用について業界関係者がいろいろと改めて考えてみるなら、それはそれで悪くないかとも。 ところが残念なことに、同じような事件がまたも起こってしまいました。今度は、「東北観光博覧会」という半お役所的な組織の公式ホームページに、機械翻訳のトンデモ出力が載ってしまったのでした。 啄木忌は喪キツツキ? 秋田は飽きた? 東日本大震災の復興支援を目的に開かれている東北観光博覧会の公式ホームページ(HP)で、多数の翻訳ミスが見つかっている。自動翻訳機が打ち出した原文を業者もHP作成を丸投げした実