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ブックマーク / berlinhbf.com (3)

  • 旧カール・マルクス書店が文学サロンに | ベルリン中央駅

    社会主義時代の巨大なアパートが建ち並ぶカール・マルクス大通り(Karl-Marx-Straße)に、かつてその通りと同じ名の屋がありました。東独時代、東ベルリン最大規模の売り場面積を誇り、その充実した品ぞろえから、東側だけでなく、西ベルリンの人々もを求めてやって来たといいます。秘密警察シュタージを題材とした映画『善き人のためのソナタ』(2006年)の印象的なラストシーンに登場する書店と言えば、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、2008年に経営難から惜しまれつつ閉店。その後、建物はオフィスとして使われていましたが、今年3月、文学サロンとして生まれ変わったという嬉しいニュースが入ってきました。 関連記事:カール・マルクス書店が閉店 (2008-03-13) 仕掛人は文化マネージャーのヴァネッサ・レミー氏。アウフバウやズーアカンプといった著名な出版社での勤務経験を持つ同氏が、

    旧カール・マルクス書店が文学サロンに | ベルリン中央駅
  • 西に拡張するトラム | ベルリン中央駅

    ベルリンの街を走るトラムの路線は、総距離約300キロに及びます。これはメルボルン、サンクトペテルブルク、ソフィアに次ぎ、世界で4番目の規模なのだそうです。もっとも、トラムが走るのは大部分が旧東側。これは壁のあった1960年代、西ベルリンのトラムは完全に廃止されたのに対し、東側では重要な交通手段として活用され続けたからです。 しかし、そのトラムは今また少しずつ西側に拡張しています。8月29日、北駅(Nordbahnhof)からベルリン中央駅までの2.2キロの工事が完成し、Ahrensfelde発のM8とWarschauer Straße発のM10という東側からの2つの路線が、中央駅まで結ばれることになりました。 開業初日、中央駅の北側のヨーロッパ広場に足を運んでみると、コンクリートの屋根の付いた真新しいトラムの停留所ができていました。この日は上記の2つの路線に無料で乗車できるということで、試

    西に拡張するトラム | ベルリン中央駅
  • 王宮と歩んだ歴史 都市の発展を知る展覧会 | ベルリン中央駅

    1690年頃のベルリン王宮 © Stadtmuseum Berlin | Reproduktion: Oliver Ziebe ドイツのお城といえば、多くの人はライン川や南ドイツの古城を思い浮かべるかもしれません。城のイメージには遠いベルリンにも、かつて壮麗な王宮がありました。この「ベルリン王宮」をテーマにした展覧会「王宮。都市。ベルリン。」(Schloss.Stadt.Berlin.)が現在、ミッテ地区のエフライム宮殿で開催されています。 2階の展示室に入ってまず目に飛び込んできたのは、1688年のベルリンの街の様子を詳細に再現した模型。当時この街は要塞に囲まれており、近代的な都市へと変貌を遂げる過程にありました。シュプレー川に面したブランデンブルク辺境伯の居城であった当時の模型を見ると、いくつもの三角屋根が建ち並び、増築を繰り返してきたことが窺えます。がらっと装いを変えるのは、1701

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