本コラムに最初に登場してもらったのは、2006年11月だった(記事はこちら)。その後、2007年9月に自らのブランド再生物語をつづった本『社長が変われば会社は変わる!』が、発行4カ月で2万2000部の大ヒット。5回の出版記念講演での参加者は1000人にも上った。 本書には、筆者が取材した後に起きた様々な事件――創業以来初の自主回収など――も書かれている。その後のホッピーと著作のヒットにまつわる裏話などを伺いに、再び石渡さんを訪ねた。 「本を出してから、私と会社を取り巻く環境が劇的に変わりました」という石渡さん。2007年夏に、阪急コミュニケーションズから「本を出しませんか」という1枚のファクシミリが入ったのが、出版のきっかけだ。この本には、本コラムで取材した時点ではオフレコだった話――同族企業ならではの「お家騒動」や、「美奈についていく」と言ってくれ、信頼していた工場長が、改革を焦る石渡さ
このコラムについて 以前は、長男や娘の婿が家業を継ぐのが常識だった。しかし最近では、娘が自ら家業を継ぐケースが増えている。このコラムでは、こうした「跡取り娘」たちの経営戦略をインタビューする。 女性リーダーのための記事は「NBonline Women at Work」へ。 記事一覧 記事一覧 2009年8月26日 中越地震が社員の絆を強めた、新潟の海産物卸会社 魚沼冷蔵4代目社長 小田島美智子さん 美食家に愛される甘塩サーモンをブランドに持つ新潟県の海産物卸会社、魚沼冷蔵。夫と父の死を越えて跡取り娘が立ち上げた新事業とは? 2009年8月11日 増収増益、ライバル不在。横山食品の成功の秘密 横山食品3代目横山史子さん(後編) 創業55年、増収増益でライバルなし。三重県の豆腐関連製品会社、横山食品の成功の秘密を紐解く。 2009年7月29日 不景気でも好調、「おうち食」で雇用活性化 横山食品
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「ホッピー」というと、何を思い浮かべるだろうか? 関東圏の人なら、居酒屋や流行の立ち飲み屋の前に「ホッピー」と書いたちょうちんやノボリがあるのを見たことがあるはずだ。「焼酎を割る安いビール風飲料」「オヤジの飲み物」「レトロな感じ」…。そんなイメージを持っているかもしれない。 しかし、ホッピーのロゴが踊るノボリをよく見ると「低カロリー、低糖質、プリン体ゼロ」の文字も入っている。低アルコールでヘルシーな飲み物として、いまやホッピーは30~40代に親しまれている。一度は危機に陥ったホッピーブランドだが、5年間で3倍の売り上げに導き見事復活させたのが、社長の一人娘であり副社長の石渡美奈さんなのだ。 「おはようございます!」。赤坂にあるホッピービバレッ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く