将棋では、将棋だけにつかわれる、独特の言葉があります。その言葉がわかるようになると、定跡書や技術書などを読んでも理解が深まるはずです。あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 やらわ行 あいごま(合い駒)=飛・角・香で王手をされたとき、玉と王手をしている駒の間に駒を打って利きを止めることです。 あくしゅ(悪手)=悪い手のこと。 あそびごま(遊び駒)=盤の上にいる駒の中で戦いから離れ、あまり働きのない駒。「離れ駒」も、だいたい同じ意味でつかわれます。 あ(合)わせる=歩だけに使われる言葉で、持ち駒の歩を相手の歩の頭に打つこと。盤上の歩が動いて、相手の歩の頭に進んだときは合わせる、とはいいいません。 いきどころのない駒=桂・香・歩の反則で打つ場合と、成らない場合の2つがあります。左の図の右がわの、桂・香・歩がそれで、桂は二段目から、香と歩は一段目に、動けるマス目がないので打つことがで