以前に SQLでテーブルデータの一括作成、複製 という記事を書いたのですがもう少しかみ砕いて、かつPostgreSQLにも対応した内容で書き直してみます。 RDBMSを利用したアプリケーションを開発していて数千件を超える大量のデータを作成する必要が発生した場合に知っておくと便利なテクニックの紹介です。なお、以下のようなケースを想定しています。 SQLのパフォーマンス検証のために大量のレコードが必要 1テーブルに100万件以上 動作検証・評価作業のためにテスト内容に準じたデータが一定数必要 1セット100件を100セット 事前準備 SELECT文の 直積(CROSS JOIN) を利用します。 事前に一定数のレコードを保持するテーブルが必要です。 ここでは sample というテーブルを作成して 直積(CROSS JOIN) のSELECT文に利用します。 MySQLとPostgreSQLで
「バグ数には興味ないのだよ」――顧客が喜ぶテスト仕様書とは?:誰にでも分かるSEのための文章術(11)(1/2 ページ) 「提案書」や「要件定義書」は書くのが難しい。読む人がITの専門家ではないからだ。専門用語を使わず、高度な内容を的確に伝えるにはどうすればいいか。「提案書」「要件定義書」の書き方を通じて、「誰にでも伝わる」文章術を伝授する。 メーカーが機械を納入する際は、耐久試験や性能試験などの結果を添付して、問題がないことを顧客に確認してもらいます。同様にシステム開発においても、テスト結果を顧客に提示してシステムに問題がないことを確認してもらう必要があります。 今回と次回の2回にわたって、「テスト仕様書」の書き方と表現のポイントを説明します。 今回は、「顧客にとって良いテスト仕様書」とは何か、「顧客にとって良いテスト仕様書」にするためには何を記述すればよいのか、テスト仕様書のおおまかな
メモリリーク、デッドロック、リダイレクトループ、JVMクラッシュ...バグだらけのWebアプリケーションを使ってバグを理解するJavaバグ脆弱性トラブルシューティングjconsole 概要 Webアプリケーションの開発や保守をしていると、いろいろなバグに遭遇します。メモリリーク、デッドロック、リダイレクトループ、JVMクラッシュ等々、バグは様々です。こういったバグは、実際にコードを書いて、実行・再現させてツールで解析してみると理解が深まります。 ということで、いろいろなバグを実装したWebアプリケーションをつくってみました。現時点では、以下を簡単に再現できます。 メモリリーク (Javaヒープ領域) メモリリーク (Permanent領域) メモリリーク (Cヒープ領域) デッドロック (Java) デッドロック (SQL) 完了しないプロセスの待機 無限ループ リダイレクトループ JVM
2016年11月3日(祝)、大田区産業プラザPiOにて開催された国内最大のPHPイベント「PHPカンファレンス2016」。レバテックフリーランスでは、カンファレンスセッションの登壇者のひとり・和田卓人氏にインタビューを実施しました。 テスト駆動開発の先駆者として知られる和田氏ですが、今回の講演テーマは「PHP7で堅牢なコードを書く-例外処理、表明プログラミング、契約による設計」。あえてテスト以外のテーマを設定した理由をはじめ、PHPの優位性や今注目している言語、初心者エンジニアへのアドバイスなど、幅広くお話を伺ってきました。 <この記事の要約> 1. PHPの良い点は、ゆるふわな言語に見せかけて堅牢なコードも書けるところ。悪い点は、覚えることが多くて難しいところ。 2. テストを書いていればコードの品質が高いわけではない。また、テストが書けないくらい問題を抱えたコードでも、中から改善してい
はじめに 先日、スタック・オーバーフローを見ているとこんな質問が載っていました。 Ruby On Railsで質問に対してのBA機能 - スタック・オーバーフロー 「BA機能」というのはどうやらベストアンサー機能の略らしいです。(BAって略し方は一般的なの??) それはさておき、僕が気になったのは質問の最後の部分です。 Processing by BestAnswersController#best as HTML Parameters {"authenticity_token"=>"DtGJ+4qzzG2PqEJpa7GH9Fb8pQhGDX0cg+w+qhf0tP/9HIIVYabiJeW0rEiL7iydpa5PpjrdR1V1LeGzfOeJjw==", "comment"=>"43", "note_id"=>"36"} Note Load (0.2ms) SELECT "note
アナウンス Selenium 談話会 in Slack まだまだ活動続けています!!(2019/09/09追記) https://selenium-danwakai.connpass.com/ でアナウンスを出しています。 2015/春から「Selenium 談話会 in Slack」というものをはじめました Slack(チャット)を使って日々の困りごとなどを同士とリアルタイムで情報交換することができます 登録されたユーザは2015/06/25時点で35名 => 2019/09/09時点で596名 半年に1回程度でチャット上に集まってテーマを決めて話をしています Ex) 「第3回Selenium談話会 in Slack」 のまとめ 詳細、参加方法などは上記リンク先に書いています 2018/09/18時点で13回開催しています。ご興味のある方はお気軽にご参加ください https://sele
私はポストモーテム(事後分析)の記録を読むのが大好きです。ポストモーテムを読むと勉強になりますが、大抵の教材的資料とは違って、興味深いストーリーが含まれているのです。相当な時間をかけてGoogleとMicrosoftのポストモーテムを読みました。大きな障害を招く最大の原因について、私は(まだ)きちんと分析していませんが、何度も繰り返し目にするポストモーテムのパターンがいくつかあります。 エラーハンドリング 適切なエラーハンドリングのコードを書くのは難しいものです。エラーハンドリングのコードに含まれるバグは、 大きな 問題を引き起こす主な原因となっています。つまり、エラーによってバグのあるエラーハンドリングのコードが実行されるということは、単に個々のエラーが重なるだけという事態にはとどまらないのです。障害が重なって重大なシステム停止につながることはよくあります。それはある意味明らかなことで、
テスト仕様書で絶対に必要な項目リスト テスト仕様書に記述すべきものとして、以下の事項があります。 テストを実施した環境 実施するテストの内容 テストを実施するためのシステムの操作手順 テストの実行結果 個々のテスト項目を識別するための番号や記号(通し番号など) テストを実施した年月日 テストを実行した担当者 障害報告票番号(発生した障害の詳細を開発グループに報告する帳票の識別番号) まずはテスト環境について明記する テスト仕様書の先頭には、「テストを実施した環境」を記述します。ここでは、ハードウェア環境やソフトウェア環境、ネットワーク環境など、「どのような環境でテストを行ったか」を説明します。 ただし、テストを実施した環境を記述するだけでは十分ではありません。「顧客にとって必要な情報は何か」を考えるのです。ここで必要なのは、「要件定義書で規定した環境」との関係が分かることです。 なぜなら、
ノンプログラマーがはじめてWebサービスを作ってみた記録です。 2016.3.28 追記: リリース1年後について書きました。 はじめてのOSSリリース記 〜なぜ無料でソースコードを公開するのか? 自己紹介 趣味でたまにプログラムを書く程度のノンプログラマー。 本業は SHIFT( http://www.shiftinc.jp ) という会社でテスト自動化エンジニアをしています。 20代最後の年に何か新しいことを!と思い立ち、勢いでWebサービスを作ってみました。 作ったもの Chibineko - 世界で最もシンプルなテストツール https://chibineko.jp 面倒なテストはサクッと終わらせよう Chibinekoはテストケースの作成と実行管理を行うためのシンプルなテストツールです。 テスト項目を箇条書きにするだけで、あなた専用のテスト実行ページが瞬時に作成されます。 あとは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く