MySQL (MariaDB) のデータをバックアップ・リストアする方法には色々なやり方があるみたい。 今回は、その中でも最もオーソドックスな mysqldump を使う方法を試してみる。 また、mysqldump はその時点でのデータベースの内容を全て書き出すフルバックアップなので、コマンドを実行した後に行われた更新内容についてはリストアすることができない。 そのため、フルバックアップ後の更新内容については MySQL (MariaDB) からリアルタイムに出力されるバイナリログを差分バックアップとして残しておき、障害直前のデータまで復旧を行うロールフォワードリカバリについても試しておく。 今回の検証環境には CentOS7 を使った。 また、リストア元とリストア先でふたつの仮想マシンを用意しておくと良い。 $ cat /etc/redhat-release CentOS Linux r