※【コマ引用】「おせん」(きくち正太/講談社)10巻より 長年作ってみたかった料理だったのですが、ようやく再現できました。 きくち正太先生「おせん」10巻に登場するすき焼きです。 年の瀬に勃発した、日吉組の純とその妻・富子の夫婦喧嘩。 理由はすき焼きの作り方。 まずは砂糖で焼き付ける関西風、割り下を使う関東風の違いでひと悶着。 さらに鍋に大好きな豆腐を入れようとした富子に対し、肉至上主義の純は「トウフなんて水っぽいもん入れるんじゃねえ」と拒否。これがきっかけで売り言葉に買い言葉となり、富子の家出に発展……というわけでした。 ふたりを仲直りさせるために必要なのは、肉もトウフもどっちも主役で、関西でも関東でもないすき焼き。そんなすき焼き、可能なの?と思ってしまいますが、さすがおせんさん。この難題に応えてしまいます。 まず使う調理器具は、すき焼き鍋ではなくスッポン用の土鍋。 ※【コマ引用】「おせ