Jenkinsでつちかった、コードの互換性を保ちつつ様々な修正を加えていく技法を紹介します。Read less
普段は上位のフレームワークや製品の中に隠蔽されているため、一般の業務アプリケーションのプログラマーには気づきにくいことですが、同じJava言語の環境といっても、時代によってコード自動生成に対する考え方は変わってきています。建材が木、石、鉄筋コンクリートと変化すれば当然建物の工法や設計も異なるように、フレームワークやソフトウェアのアーキテクチャー、開発手法は技術の進歩に合わせて望ましい形に進化させていかなくてはなりません。 ここで、Javaプラットフォームの自動生成に関する技術動向について簡単にまとめてみたいと思います。 昔は静的なソースコード生成が中心 昔といってもほんの10年くらい前のことですが、JDK1.2やJava IDL(CORBA)、RMI、EJB1.xなどが使われていた時代のことです。一部の先進的な研究を除くと、この時代にJavaで自動生成というと一般的にソースコードを自動生成
例外考察シリーズ。 オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える - プログラマーの脳みそ 契約書に捨印を押す - オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える その2 - プログラマーの脳みそ try-catch方式・ハンドラ方式 - オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える その3 - プログラマーの脳みそ 前回はプログラム言語の例外処理機構としてtry-catch方式の他に、ハンドラによる例外処理方式を考えることができる、という話をした。「考えることができる」がこの2010年現在にそういった例外処理機構をもった言語があるかというと僕は寡聞にして知らない。ああ、僕は本当に寡聞なのでただの無知の可能性のほうが高い。メジャーどころではなさそうなんだけどどうだろう。 プログラム言語の機能として、という話だと、プログラム言語を作ろうという人とか、あるいは将来にハンドラ式の例外処
例外考察シリーズ。 オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える - プログラマーの脳みそ 契約書に捨印を押す - オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える その2 - プログラマーの脳みそ try-catch方式のおさらい 例外のthrowというのは、コンパイラあるいはランタイムのレベルで、メソッドの戻り値を拡張することで表現できる。 処理中になんらかの異常事態が発生して、文字列表現じゃない何かを返さざるをえない状況ってのに直面したとする。するとString型の戻り値じゃそんなの表現出来ないから困る。 さてここで、原始的に解決する場合のコードを考えてみよう。 public static class Result { /** 戻り値 */ public Object value; /** 成否フラグ */ public boolean success; } といった型をつくり、
検査例外はアジャイルやオブジェクト指向の考えに反するという事実 - じゅんいち☆かとうの技術日誌 タイトルは釣り度が強すぎかなー、、、まぁ、個人のブログなんで気にしないでくださいw ブログはカジュアルに書けばいいんですよ。タイトル付け失敗してもサーセンです。 「オブジェクト指向の考え」ではなく「オープンクローズド原則」に反するとしたほうがいいですね。 しかし、貶める気もない人に 貶めるという定義付けは いただけないなー。 で、そんなこんなで重量級をゲットしてもた。。 非チェック例外多用作戦のトレードオフ認識 - 都元ダイスケ IT-PRESS オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える - プログラマーの脳みそ エントリをいただいたので、さらにまた考えてみました。 チェック例外の正当性を再検証する 最近、多くの人の尊敬を集めているBruce EckelやRod Johnsonといった
オブジェクト指向と型システムの狭間で例外を考える - プログラマーの脳みその続き。 僕は不勉強なのでメイヤー氏の思想というものをそれほどトレース出来ていない。だから開放閉鎖原則についての哲学のようなもの、というのはデザインパターンから嗅ぎとったもので、誤りがある可能性が高いということをあらかじめ断っておく。間違いは指摘してもらえると嬉しい。 検査例外は開放閉鎖原則に反しない まず、検査例外は発生したその場、もしくは直接の呼出し元で処理しない限り、throws に記述せざるを得ない。 そうしない場合、より上位層の throws を追加する必要が出てくる。このような追加、もしくは変更は、中間のクラスの再リリースという手間も必要となる。 これは、明らかに開放閉鎖原則に違反する。 例外について色々と考えてみた - ぐるぐる~ 「検査例外はアジャイルやオブジェクト指向の考えに反するという事実」につい
追記: id:Nagiseさんからエントリいただきました。 というわけで、ややしつこく感じられるかもしれないけど誤りだと思うところはツッコミを入れさせてもらいます。人に恨みがあるとかそういうわけじゃなくて、説に用事があるってところをご理解いただければ幸いです。 こちらも建設的な議論をしたいと思っているので、もちろん、そのつもりです。 中間のクラスが〜という話題は、開放閉鎖原則を破って境界面に変更を加えた場合に話であって、検査例外が開放閉鎖原則を破るわけじゃない。 なるほど。よくわかりました。 目的と手段で分離してみた場合、「開放閉鎖原則」を「検査例外」を使って破っているだけであって「検査例外」自体の存在が「開放閉鎖原則」を破っているわけでない。「開放閉鎖原則」を破るのは「非検査例外」でもできるわけで、直接の因果関係は成立しないということですね。これは、私の論じ方に問題あったようです。ここに
1st Seasonはこちら。Throwableについて本気出して考えてみた - 都元ダイスケ IT-PRESS 以前は、何かをスローする状況を3つに分けてそれに合った設計をした例外を投げましょう、という考え方を示しました。 callerのバグ: RTE calleeのバグ: Error どちらでもない: Exception (非RTE) まぁ詳しくはSeason1の方で。 Seasar2はRuntimeExceptionですね。2004年ぐらいからのフレームワークはRTEをスローしていると思いますよって、ひがさんから情報。 チェックされる例外とチェックされない例外について - じゅんいち☆かとうの技術日誌 ただ、上記のような考え方もあるのも事実。実際.NETやRuby, Python, 新鋭のScala等もcatchを強制する例外というものが言語仕様的に存在しません*1。逆に、チェック例
まず、以下に持論を展開するにあたって、自分の立ち位置を明確にしよう。自分は「Webアプリケーション開発者」としてではなく「JavaによるWebアプリではない(デスクトップアプリ,コマンドラインアプリ,ライブラリ)アプリの開発者」として語る。まぁ、自分に一番馴染みの深いプロダクトとしてJiemamyが挙げられるわけだが、こいつはWebアプリじゃない。Eclipse上で動くアプリケーションであり、そしてMaven2によって呼ばれるCLIアプリでもあり、また、クラスライブラリである。 この視点からJavaにおけるチェック例外と非チェック例外の話を再び。 Javaにおけるthrows句は、メソッドシグネチャの一部であり、インターフェイスにも現れる情報である。今まで「Javadocは仕様だ」と言い続けて来たが、正確にはインターフェイス(シグネチャ+Javadoc)が仕様だ。*1 検査例外が使いにくい
例外の再考 - じゅんいち☆かとうの技術日誌 に引き続き、チェック例外がJavaにあってC#*1になぜがないか考察してみようと思います。 また、いろいろググっているとよい記事がありました。 なぜ C# の言語仕様に検査例外がないのか?という記事。 "Why doesn't C# have exception specifications?" http://msdn.microsoft.com/en-us/vcsharp/aa336812.aspx 基本原文読んでくださいね。私の英語力は当てにならないのでw ここで言及しているのは以下の項目。順におっかけてみよう。 Versioning Productivity and code quality Impracticality of having class author differentiate between "checked" and
最近、こことかこことかこことかで、Javaの検査例外に関する議論が話題になっているようだ。検査例外に関しては、自分も以前から一言言いたいと思っていたので、ちょっと書いてみることにする。とはいえ、他の人と同じ論点で書いてもつまらんので、ここではちょっと違った視点から。 まず、意識しなければいけないのは、 検査例外という概念そのものが良くない Javaの検査例外の仕様、つまり検査例外の特定の実装がマズい この二つを区別すべきだということだ。実用的に使われている言語で検査例外を実装しているのがJavaしか実質存在しないこともあって、この二つの区別が曖昧になっている場合が多いように思う*1。 このエントリでは、前者についてはとりあえず置いておいて、後者、つまり、Javaの(現在の)検査例外の仕様がイケてない点について述べたいと思う。 例外の型を透過的に扱う手段が存在しない 文だけだとわかりにくいと
「検査例外はアジャイルやオブジェクト指向の考えに反するという事実」について一部誤解あり - じゅんいち☆かとうの技術日誌のあんまりな釣りタイトルにやれやれだぜ、と思いつつも非チェック例外多用作戦のトレードオフ認識 - 都元ダイスケ IT-PRESSでツッコミたかったことが突っ込まれてしまってるので、しょうがないのでオブジェクト指向と型システムの話でもしよう。 Javaの静的型システム ≠ オブジェクト指向 僕が10年ほど前、Javaを使い始めてからしばらくたってやっとオブジェクト指向プログラミングが掴めて楽しくなってきた頃合、これこそがオブジェクト指向なのだと誤解をしていたころ、オブジェクト指向は型がチェックできてなんぼだと思ってた。 javascriptのプロトタイプ型のオブジェクト指向に憤り、「あんなものはオブジェクト指向ではない」などと思うのがJavaプログラマ的中二病というやつだが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く