マイクロソフトがフィンランドのノキアから携帯事業を72億ドル(約7162億円)で買収する驚きのニュース。表面上は無謀に思えても深読みすると…やっぱり無謀だわ…いや、そこをなんとかバルマーCEOになったつもりで説明を試みてみたいと思います。 まずはマイクロソフトが買収で得るものを書き出してみましょう。 マイクロソフトが得るもの ・ノキアのスマートフォン・携帯事業(製造・アセンブリ事業込み) ・ノキア社員(デザインチーム、営業・事業チーム、スティーヴン・イーロップのチーム) ・特許の使用権(全部ではない) ・ノキアの「HERE」の地図テクノロジー(HERE部門そのものはノキア残留) ・サウナ(ノキア本社にもある。悪くない。決して悪くないんだが…要らない) 便宜上の結婚 牛乳をタダで絞れるご時世になぜ牛を買うのか? ノキアにしてみればマイクロソフトはさしずめ豊穣の神みたいなものです。 ノキアとマ