ドイツとポルトガルのどこに違いがあったのか FIFAランキング2位、優勝候補のドイツにとってFIFAランキング4位ポルトガルとの一戦はワールドカップ通算100試合目だった。グループリーグでの直近18試合を13勝1敗4引き分けと圧倒的な成績を収めているドイツにとってポルトガルは過去17試合で3敗しかしていない“お客さん”だ。過去のデータの通り、その記念すべき試合は4-0でドイツの快勝に終わった。 一方ポルトガルは、エースのクリスチアーノ・ロナウドに期待が集まったが、ワールドカップで48本のシュートを放って2ゴールしか奪っていないというデータ通り、この日も不調に終わった。 試合はドイツが前半12分にトーマス・ミュラーがPKを確実に決め、32分にマッツ・フンメルスがコーナーキックを高さのあるヘディングで叩き込む。ミュラーとの駆け引きでイライラを募らせたポルトガルのペペが37分にミュラーへの頭突き