絶滅の危険性が高いとされるニホンウナギの、資源管理の枠組みを話し合うため東京で開かれていた国際会議が終わり、水産庁は、日本や中国など4つの国と地域が養殖に使う稚魚の量をことしと比べて20%削減することで合意したと発表しました。 ニホンウナギの資源管理で国際的な枠組みを設けるのは初めてです。17日までの2日間、東京で開かれた国際会議では、ニホンウナギの養殖を行っている日本と中国、韓国、それに台湾の担当者が資源管理の枠組みについて協議してきました。 水産庁の発表によりますと、これらの国と地域は養殖に使う稚魚の量について、ことしと比べて20%削減することで合意したということです。 ニホンウナギの資源管理で国際的な枠組みを設けるのは初めてです。日本は会議に先立って、削減幅がより大きい案を主張していましたが、調整が難航したため、まず資源管理の枠組みを作ることが重要だと判断して、削減幅を縮小した内容で