プロ野球日本シリーズは、巨人の2年連続4連敗、日本シリーズ9連敗で幕を閉じた。 走攻守など両軍の戦力が段違いだったと論評されているが、実はファンの熱量にも大差があった。 視聴動向を分析すると、巨人の地元・東京では2戦までに脱落した視聴者が大量に出た。いっぽうソフトバンク(SB)の福岡では、3倍近い人が見守り、接触率は右肩上がりを続けた。 両軍ファンの熱量の違いの意味を考えてみた。 都道府県別接触率両軍の地元・東京と福岡を比べると、シリーズ初戦から接触率に大きな違いがあった。 全国200万台以上のインターネット接続テレビの見られ方を調べるインテージは、「テレビ番組接触率ウィークリーランキング」を公表している。 それによれば、シリーズ初戦をよく見ていたのは、東北北海道と九州だった。 ちょっと興味深いのは、地元カーブ戦に熱くなる広島も、巨人vsSB戦に熱心だった。来年のシミュレーションをするファ