熊とワルツを リスクを愉しむプロジェクト管理 作者:トム デマルコ,ティモシー リスター日経BPAmazon 先日の吉祥寺.pm30でonkさんの発表で、『熊とワルツを』という本が紹介されていた。 onk.hatenablog.jp この本と、トム・デマルコさんという著者のことは知らなかったけど、別の著書である『ピープルウェア』は名前だけは聞いたことが有った、くらい。 日本語版が出版されたのが2003年と、約20年前の本ということで後半に書かれている「リスク管理の方法」や、「数量化の方法」などは他の書籍でも散々紹介されている話なので、今更感は有るけど、前半の「なぜリスクを管理しないのか」あたりは今でも十分に通用する学びが有った。 「リスクを管理する」と言っても、さまざまな階層が有って、この本で語られているような管理手法により定量的に、公式に評価されたリスクがリスト化され、経営層やプロジェク