指定されたページまたはファイルは削除されたか、存在しないため、見つかりませんでした。URL、ファイル名にタイプミスがないかご確認ください。
作家の村上春樹さんや小川洋子さんの作品に登場する兵庫県芦屋市立図書館打出分室(同市打出小槌町)のルーツに新説が浮上している。従来の通説とは違う建物の可能性を建築家が指摘し、市教委も再調査を決めた。重厚な石造りの館はどこから来たのか‐。文学ファンの関心を呼びそうだ。(霍見真一郎) 同分室は鉄筋コンクリート2階建てで国の登録有形文化財。1930(昭和5)年、実業家松山与兵衛氏が銀行だった建物を美術品収蔵庫として現在地に移築、市が買い取り54年に図書館となった。 村上さんはデビュー作「風の歌を聴け」で「古い図書館」として取り上げた。読者メールへの返信などをまとめた「少年カフカ」でも「昔よく利用しました」「なかなかいいところ。存続してほしい」と振り返った。 また、小川さんも「ミーナの行進」で「蔓(つる)草が壁面を這(は)い、古めかしい両開きの扉には中国風の飾りがはめ込まれていた」と、細かく描写して
自分のお気に入りの一冊を紹介し合い、チャンピオンを決める書評合戦「ビブリオバトル」が、全国各地に広がっている。本を通して知識や交流を深めようと大学や図書館、書店などで熱戦が繰り広げられ、7月に開館した兵庫県の伊丹市立図書館本館(同市宮ノ前3)でも、シリーズが始まった。キャッチフレーズは「人を通じて本を知る、本を通じて人を知る」だ。(神谷千晶) 伊丹市立図書館本館「ことば蔵(ぐら)」で7月下旬に開かれた第1回ビブリオバトル。「新」をテーマに、会社員や主婦、劇場関係者ら6人が推薦本を携え、参加した。 持ち時間は一人5分。タイマーが残り時間を表示する中、観客の前で内容や感想を話す。同市在住のウェブデザイナー、鹿嶋孝子さん(44)は雫井(しずくい)脩介著「クローズド・ノート」を発表。「思わず胸打たれる、意外な結末が待っている」と聞き手を引きつけながら、読後感を熱く語った。 この日は他に、小説や戯曲
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く