2015年2月28日(土)に開催された、産業技術大学院大学 履修証明プログラム「人間中心デザイン」の「HCD導入設計論」でプレゼンした内容です。http://aiit.ac.jp/certification_program/hcd/Read less
ちょっと前のことですが、昨年ワークショップの開発に UX KYOTO やエクスペリエンス・ビジョン(著:山崎和彦 他 丸善出版 2012/7/13) などで学んだHCDの手法を簡単に試してみました。 社内用にレポート書いたのですが、別に隠す事でもないのでこのブログでも紹介します。 長くなったので、4つに分けて投稿します。 はじまりと計画 試行錯誤でやった調査と分析 意外とスムーズだった作成と評価 振り返りとまとめ はじまりと計画 はじまり シナジーマーケティングのシステム開発部では年に2回部員全員(80名くらい)でワークショップを恒例で実施します。 昨年の夏、当研究開発グループマネージャーより「後期のワークショップ運営委員リーダーやる?」と軽く聞かれたので、「はーい、やってみます」と軽く承諾してしまいました。 このワークショプはテーマから運営委員が決めます。 上からの要望は一切ありま
2. 自己紹介 伊藤英明と申します ←FBでプロフィールに使っている「なんか偉そう」と不評の写真 (何かのワークショップ中だった気がします) twitterID(@itow_ponde) 3. 自己紹介(真面目なほう) ~2004年 芸術学部出身です 大学在学中はインダストリアルデザインを専攻。 大学院では感性工学、認知工学視点からのデザインを行うために各種解析手法を研究。 デザイン要素解析からの特徴抽出によるデザイン支援システムの研究に従事。 →特に後半は小難しいことをやっていました 2004年 U’eyes Design Inc.にプロダクトデザイナーとして入社 デザイン業務の傍ら、ユーザビリティ評価・調査業務にも参加。 この頃から興味が「モノ」から「モノを使うコト・ヒト」に拡がるようになる。 →入社後初仕事はユーザビリティテストの記録係 4. 自己紹介(真面目なほう) 2006年 業
HCD(人間中心設計 human-centered design)と UXD(利用者体験デザイン user-experience design)の違いについて。 「これをしなければ○○ではない」という必須手順が、HCD にはあります。UXDにはない。 HCD の場合は、 ISO 13407では、まず人間中心設計の必要性の特定を求めている。次に4つのステップを一連のプロセスとして回していく。 - 使用状況の理解と明示 - ユーザーと組織の要求事項の明示 - 設計による解決策の作成 - 要求事項に基づく設計の評価 ※上記引用元『人間中心設計 - @IT情報マネジメント用語事典』 ユーザー観察、ユーザーのモデルづくり、デザイン、評価など、ひとつひとつの手法はすでに多くの方が実践していて、それぞれに関する情報も世の中に広がってきています。そうした個別の要素を上手くつなぐプロセスが人間中心設計なので
7月3日に行われたHCD-Netサロン「マーケティングとUXデザイン」に参加してきました、 普段は接点があるようでないマーケティングとUXということで、 早々に募集定員も満席になってしまう人気でした。 日時:2012年7月3日(火) 19:00~21:00 場所:クリエイティブスペース amu(東京 恵比寿) パネラー:高広伯彦氏(スケダチ代表) 安藤昌也氏(千葉工業大学 准教授/HCD-Net理事) 長谷川敦士氏(コンセント代表/HCD-Net理事) イントロダクション 長谷川さん マーケティングとUXデザインという視点で、 広告業界とUX業界の接点があやふやな状態だったりもするので、 スケダチの高弘さんに登壇いただき、 UXデザインにも共通する、 コンテクストマーケティングについてお話いただきました。 コミュニケーションプランニングの実際 高弘伯彦氏 今日は、コミュニケーションプランニ
5月11日、1ヶ月半ぶりのHCDワークショップ開催でした。 これまで行なってきたことは「検証(評価)する」だったとすると、これからの3回は「作る」というところです。 いかにも「Goal-Directed Design」らしいところに突っ込んでいきます。 今回はカメラを忘れてしまいましたので、写真はナシです。詳しい様子は講師の浅野先生のブログでどうぞw。 当日の流れ タイムテーブル。端的にいうと、ペルソナを作る回。 最初に「ペルソナシナリオ法やったことある人?」というと、社内の人で手が上がった人はいなかったと思います。 先入観がないということで、とてもいい!w というスタート。 短期間のワークショップでは、ソリッドなファクトベースで進めることは難しい。ので、手順がつかめず悪戦苦闘するチームも。 でも、最後に評価グリッドが形になってくると、「ああ、こういうことね」とハラオチ感が出てきたと思いま
ゼミでは「クリーン(きれい)にする」というテーマで、情報デザイン的アプローチによるデザイン開発のプロセスを全員でワークショップ形式で実施しています。実は、安藤研1期生13名のうち、情報デザインコースはわずか2名。ほとんどがプロダクトデザインコースの学生のため、情報デザインのアプローチの様々な方法論や言葉が共有されていないんですね。そこで、まずは基本を押さえましょう、ということで、全体ゼミの時間を1時間ほど使って順次実施しています。 これまで、フォトエッセイおよびフォトエッセイを使ったインタビューを行いました。フォトエッセイとは、もともとはデザイナー自身に内省を促し、気づきを得る方法として発達しました。最近僕は、フォトエッセイをユーザー調査の時に実施し、インタビューの材料として利用しています。こうすることで、インタビューが得意でない人でも、ユーザーから深いレベルの意識を把握することができるよ
2010年9月15~18日にドイツのDagstulで行われたUXセミナーの成果をまとめたものです。 様々な解釈で語られていたUXについて、共通の認識を形成すべく、専門家(研究者、実務家)30名が「UXの概念」について議論しました。 その成果は、2011年2月に「ALL ABOUT UX」というサイトで公開されました。 原文の公開場所はこちら(https://experienceresearchsociety.org/wp-content/uploads/2023/01/UX-WhitePaper.pdf)です。(2023年2月修正) UX白書の日本語訳は、hcdvalue有志が日本語訳・校正したものです。 本ページは、そのUX白書を人間中心設計推進機構の校閲を経て、日本語公式訳として公開するものです。
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