【ニューヨーク共同】欧米メディアは4日、ソフトバンクグループ(SBG)が、米株式市場のハイテク株を対象としたデリバティブ(金融派生商品)で巨額の取引を行ったと報じた。米ハイテク株が急伸した要因になったとしている。ただ、相場の変動が大きくなっており、SBGが損失を被る可能性もある。 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版によると、SBGは、500億ドル(約5兆3千億円)相当のハイテク株に関連するオプションを購入したという。 英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は、SBGの取引は「危険な賭けだ」との銀行マンの声を伝えている。